WHEREABOUT feat. Nick Höppner B2B Gonno, Opal Sunn

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Nick HöppnerとGonnoによるB2Bセットと、Opal Sunnの1年ぶり来日ライヴを迎えるWWW Xのクラブナイト『WHEREABOUT』第5弾が12月末に開催

2019.11.22

2019年10月に〈Ostgut Ton〉から共作EP『Lost』を発表したNick HöppnerとGonnoが貴重なB2Bセットを12月21日（土）にWWW Xで披露する。

また同公演には、2018年にNick Höppner主宰のレーベル〈Touch From A Distance〉とサインしたベルリン拠点のユニットで、またメンバーのAl Kassianが共同運営するレーベル〈Planet Sundae〉からリリースを重ねる、Opal Sunnも来日出演する。即興性の高いセッションを土台に緻密かつ繊細、柔らかな空間音響に包まれるライヴセットが、WWW Xのフロアをマシンハウスの銀河系へと導くだろう。

今回、Nick Höppner B2B GonnoとOpal Sunnの2組が出演するのは、『CYK feat. Baba Stiltz』、〈Discwoman〉のショーケース、Daniel BellやProject Pabloの来日公演と続いた、WWW Xが送るクラブナイト・シリーズ『WHEREABOUT』の第5弾。

 4年ぶりの来日となるNick Höppnerは、ベルリンの名門クラブであるBerghainのハウス寄りのフロアにあたるPanorama Barの最古参レジデントDJであり、また同クラブが2005年に設立したレーベル〈Ostgut Ton〉においては主要アーティスト、そして2012年まではレーベルマネージャーとしてマルチに活躍してきた。彼のプロダクションは、色彩豊かかつメロディックに、テクノとハウスを行き来する。これまでのソロ作品では、高揚感のあるハウスや深みのあるメロディックなテクノダブ・セッション、不気味でパーカッシヴなトラックまで、表情豊かな表現を行ってきた。 またDJセットにおいては、厳選されたトラックを用いて物語を語り、タフで生々しくエネルギッシュなハウス・パーティーセット、ドラマチックかつビッグルームなテクノ、またはその中間まで実に幅広く、成熟したアプローチは同時代の誰よりも彼の存在感を際立たせてきた。 

Nick Höppnerが長らくマネージャーを務めてきた〈Ostgut Ton〉は、Berghainのイメージも相まって「テクノの名門」として広く認知されている部分も強くなったこともあり、直近の5年ほどの間に彼の友人や知人からリリースプロジェクトの相談があっても〈Ostgut Ton〉では相応しいと思えず、また彼自身にとっても重要になるであろう作品をリリースできるレーベルも無いと感じたことから、2018年には自身がA&Rを務めるレーベル〈Touch From A Distance〉を始動。カタログには、Desert Sound Colony、Cameo Blushを始め、今回来日を果たすベルリン拠点のライヴデュオのOpal Sunnなどのニューカマーが快作を連ねている。

Nick HöppnerとGonnoがエクスクルーシヴなB2Bで快作のリリースを祝いながら、作品や活動において深く共鳴し合う三者を迎え、2019年末の『WHEREABOUT』はメロディックな最高潮へと達するだろう。

[ Info update: 12/16 ]

2Fメインフロアへの追加ラインナップには、2019年に京都から東京に拠点を移し、ベースミュージックを折衷させながら広義のハウスを更新する気鋭のDJ、Toreiがオープンに登場する。

そして4Fのラウンジフロアには、Opal Sunnの〈Touch From A Distance〉でのレーベルメイトであるDesert Sound Colonyが主宰する〈Holding Hands〉から楽曲をリリースした注目のプロデューサー/DJのYutaro Sugawara、小箱から大箱まで都内のクラブシーンで安定した信頼を勝ち取るデュオのPALM BABYS、『MNML SSGS』や『Sound Garden』などのパーティーでアンビエントセットを披露してきたArisa Shirotaが登場する。