『MUTEK.JP 2019』のプラグラム詳細と追加ラインナップが公開に
2019.10.24
カナダ・モントリオール発の世界最先端のデジタルアートと電子音楽の祭典『MUTEK.JP 2019』が、12月11日(水)〜15日(日)まで、計5日間にわたって渋谷の中心で繰り広げられる。
開催発表と共に公開された第1弾ラインナップに引き続き、今回は追加ラインナップと、計5日間にわたって渋谷の5つの会場で行われる独創的で革新的なオーディオヴィジュアルライヴ、カンファレンス、ワークショップ、エキシビジョンなどの各プログラム(有料・無料)の詳細が明らかになった。
[ Info update: 12/11 ]
アーティストのフルラインナップと全てのコンテンツおよびタイムテーブルが公開された。
まず追加ラインナップとしては、真鍋大度が率いるRhizomatiks Researchと、振付家/ダンサーのMIKIKOが率いるダンスカンパニーELEVENPLAYと、そして米国メディアアーティストのKyle McDonaldのコラボレーションによる最新ダンスパフォーマンス『discrete figures』を披露することが決定。
そして、Monolakeとしても知られるRobert Henkeは、時間軸と空間の概念を覆すリアムタイムのレーザー光線と、パーカッシヴなオーディオで観客を意識的な瞑想状態にかけるのレーザーインスタレーションライヴを披露する。
さらに第22回文化庁メディア芸術祭で大賞を受賞した古舘健(Ken Furudate)によるオーディオヴィジュアルショーや、モダンテクノ〜ミニマル〜エクスペリメンタルを第一線で牽引するプロデューサーのRroseによるライヴセット、韓国・ソウルを拠点に活動する先鋭テクノDJ/プロデューサーのクルーでレーベルとしても展開する〈Oslated〉からはOslonなど、そのほかにも国内外の豪華ラインアップが全部で9組追加された。詳しくは各プログラムの紹介をご覧いただきたい。
芸術的なオーディオヴィジュアルライヴの舞台を着席で鑑賞できる“A/Visions”(2公演・有料)は、2019年にリニューアルオープンしたばかりの次世代エンターテインメントホール「LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)」にて。最先端の電子音楽とデジタルアートをクラブスタイルで楽しむことができる“Nocturne”(4公演・有料)は「渋谷ストリーム ホール」と「恵比寿LIQUDROOM」にて開催される。
[ Info update: 12/11 ]
また12月11日(水)〜13日(金)の3日間、「渋谷ストリーム ホール」ではパフォーマンスだけではなくインスタレーション作品も展示。クリエイティブユニットtoe on netは光を使ったインスタレーション作品し、平川紀道はグースの羽毛と地形のデータから計算によって形づくられる映像作品を展示。建築家、デザイナー、ミュージシャン、エンジニアによる日本のアーティスト集団NORは、ライフゲームアルゴリズム(生命の誕生、進化、淘汰などのプロセスを再現する簡易的モデル)によって様々なインクを自律滴下し、それらが混ざり合う際に起こる有機的な模様や形を描き出してゆくインスタレーション「dyebirth_observation」を展示する。ALife研究者集団オルタナティヴ・マシン社は「音のニッチ仮説」に基づき、その場の音環境に適応しリアルタイムにサウンドスケープを生成する試作機「ANH-00」を初公開。
さらに無料プログラムとして、12月12日(木)と13日(金)は活発的なデジタルクリエイティヴな業界を紹介する国際展覧会「THIS IS QUEBEC x MUTEK」を「渋谷ヒカリエ ヒカリエホールA」で開催。
12月13日(金)〜15日(日)は「Digi Lab」と題してパネルディスカッション、キーノートプレゼンテーション、ワークショップなど数々の無料イベントが「渋谷ストリーム ホール4階」、渋谷のクリエイティブスペース「EDGEof」、渋谷スクランブルスクエア(東棟)15階にオープンしたコミュニティスペース「SHIBUYA QWS」、「UltraSuperNew Gallery」でデイタイムに行われます。
販売中の「5日間パスポート」を購入すると、6つの有料プログラムの全会場を自由に行き来する事ができる。または各プログラムごとのチケットも購入することもできる。
各イベントの詳細は以下の通り。
MUTEK.JP 2019
Date: 2019/12/11 (Wed) – 15 (Sun)
Venue: SHIBUYA Hikarie Hall / SHIBUYA STREAM Hall / LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂) / LIQUIDROOM / EDGEof
ADV ticket:
Line up (A to Z):
Akiko Nakayama [JP]
Alexis Langevin-Tétrault [CA/QC]
Alternative Machine [JP]
CD Hata x Koyas [JP]
Chloé Juliette [FR/JP]
Daito Manabe + Kamitani Lab [JP]
Dramian [MX]
Fake Eyes Productions [JP]
Falaises [CA/QC]
gadara [JP]
Hiroaki Umeda [JP]
Intercity-Express & Push 1 stop [JP+CA/QC]
Katimi Ai [JP]
Ken Furudate [JP]
Kode 9 & Koji Morimoto [UK+JP]
Konx-Om-Pax [UK]
Kuniyuki x Soichi Terada x Sauce81 [JP]
LADA (Dasha Rush & Lars Hemmerling) [RU+DE]
Line Katcho [CA/QC]
Mari Sakurai [JP]
Masashi Hirao x Saskiatokyo [JP]
Mayu Amano [JP]
Myriam Bleau [CA/QC]
nor [JP]
Norimichi Hirakawa [JP]
Oslon [KR]
Öspiel [FR/KR]
Peter Kirn [US/DE]
Push 1 stop & Wiklow [CA/QC]
RAMZi [CA/QC]
Rhizomatiks Research × ELEVENPLAY × Kyle McDonald [JP+US]
Risa Taniguchi [JP]
Robert Henke [DE]
Rrose [US]
rubi [DE]
Rutger Muller [NL]
Ryoichi Kurokawa [JP]
Sakura Tsuruta & asagi [JP]
Saskiatokyo [JP]
Sebu Hiroko [JP]
Seiho [JP]
SO [JP]
Toe on net [JP]
Veronica Vasicka [US]
VJ Manami [JP]
vōx [US]
Yosi Horikawa [JP]
Yuzo Koshiro & Motohiro Kawashima[JP]
More info: https://mutek.jp
主 催: 一般社団法人MUTEK Japan
特別協力: KDDI株式会社
特別協賛: 東急株式会社
後 援: カナダ大使館、ケベック州政府在日事務所、アンスティチュ・フランセ東京
MUTEK.JP 2019 “Nocturne 1”
Date: 2019/12/11 (Wed)
Venue: SHIBUYA STREAM Hall
Open/Start: 18:00 / 19:00
ADV: ¥4000
Door: ¥5000
Line up:
Akiko Nakayama [JP]
CD Hata x Koyas [JP]
Daito Manabe + Kamitani Lab [JP]
Konx-Om-Pax [UK]
Line Katcho [CA/QC]
Masashi Hirao x Saskiatokyo [JP]
Myriam Bleau [CA/QC]
Norimichi Hirakawa [JP]
Push 1 stop & Wiklow [CA/QC]
Saskiatokyo [JP]
Detail:
MUTEK.JP 2019初日の夜は、カナダを代表するオーディオビジュアル・
MUTEK.JP 2019 “Nocturne 2”
Date: 2019/12/12 (Thu)
Venue: SHIBUYA STREAM Hall
Open/Start: 18:00 / 19:00
ADV: ¥4000
Door: ¥5000
Line up:
Alexis Langevin-Tétrault [CA/QC]
Intercity-Express & Push 1 stop [JP+CA/QC]
Kode 9 & Koji Morimoto [UK+JP]
Mayu Amano [JP]
Oslon [KR]
rubi [DE]
Sakura Tsuruta & asagi [JP]
Yuzo Koshiro & Motohiro Kawashima [JP]
Detail:
MUTEK.JP 2019 2日目の夜は、
デトロイトテクノやシカゴハウスに影響を受けたテレビゲーム音楽
また、カナダ・
バークリー音楽院を首席で卒業した新進気鋭の女性プロデューサー
MUTEK.JP 2019 “Nocturne 3”
Date: 2019/12/13 (Fri)
Venue: SHIBUYA STREAM Hall
Open/Start: 19:00 / 20:00
ADV: ¥4000
Door: ¥5000
Line up:
Chloé Juliette [FR/JP]
Katimi Ai [JP]
Ken Furudate [JP]
Kuniyuki x Soichi Terada x Sauce81 [JP]
Mari Sakurai [JP]
Öspiel [FR/KR]
RAMZi [CA/QC]
Seiho [JP]
Yosi Horikawa [JP]
Detail:
MUTEK.JP 2019 3日目はエレクトロニックミュージック界の実験的アーティストに
MUTEK.JP “Nocturne 4”
Date: 2019/12/14 (Sat)
Venue: LIQUIDROOM
Open/Start: 23:00
ADV: ¥3500
Door: ¥4000
Line up:
Dramian [MX]
Fake Eyes Productions [JP]
LADA (Dasha Rush & Lars Hemmerling) [RU+DE]
Peter Kirn [US/DE]
Risa Taniguchi [JP]
Rrose [US]
SO [JP]
Veronica Vasicka [US]
Detail:
MUTEK.JP 2019で唯一のオールナイトプログラムは「
世界中の熱心な音楽ファンから高い人気を誇るレーベル”MINIMAL WAVE”の主宰で、ニューヨークのアンダーグラウンドを牽引するVeronica VasickaがDJセットで登場。インダストリアル系のニューウェイヴから厳選されたミニマルなシンセを抽出。80年代特有のキックドラム音に磨けをかけた、ハードなテクノセットを披露してくれることでしょう。さらに鬼才ならではのモダンテクノ~ミニマル~エクスペリメンタルを第一線で牽引するプロデューサーRroseによるライブセット。音楽メディアCreate Digital Musicの創設者で、ミュージシャン、オーディオビジュアル・アー
ティスト、ジャーナリスト、エンジニアなどさまざまな顔を持つPeter Kirn。20年近くのキャリアを持つアーティストでMUTEK Mexicoの創設者&ディレクターを務めるDamián RomeroことDramianも出演決定。
国内からは2018年より目まぐるしい活動で東京のアンダーグランドシーンにて旋風を巻き起こすRisa Taniguchi。ShigeoJDとMustache XによるダンスユニットFake Eyes Production。野外フェスティバル”THE LABYRINTH”のオーガナイザーでもあるDJ SOなど、日本のダンスミュージック界を担うメンツも多数出演します。
MUTEK “A/Visions 1”
Date: 2019/12/14 (Sat)
Venue: LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)
Open/Start: 17:00 / 18:00
ADV: ¥6000
Door: ¥7000
Line up:
Rhizomatiks Research × ELEVENPLAY × Kyle McDonald [JP+US]
Ryoichi Kurokawa [JP]
Detail:
MUTEK.JP 2019で注目を浴びるであろう4日目は、真鍋大度が率いるRh
さらに、アルスエレクトロニカ”Digital Musics & Sound Art部門ゴールデン・ニカ(大賞)”など名誉ある賞を受賞。
MUTEK “A/Visions 2”
Date: 2019/12/15 (Sun)
Venue: LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)
Open/Start: 17:00 / 18:00
ADV: ¥6000
Door: ¥7000
Line up:
Robert Henke [DE]
Hiroaki Umeda [JP]
Falaises [CA/QC]
Detail:
MUTEK.JP 2019最終日はフィナーレを飾るにふさわしい豪華3組が登場し
時間軸と空間の概念を覆すリアムタイムのレーザー光線と、
また「MUTEK.JP」初出演となる振付家/ダンサー/
カナダ・