BlawanとPariahによるユニット、Karennがデビューアルバム『Grapefruit Regret』を11月にセルフレーベル〈VOAM〉からリリース
Photo : Marie Staggat
2019.10.24
ポストダブステップから現行のUKテクノまでを牽引するBlawanとPariahによるライヴユニット、Karennがデビューアルバム『Grapefruit Regret』を11月15日にセルフレーベル〈VOAM〉からリリースする。
BlawanことJamie Robertsと、PariahことArthur Cayzerによって2011年に始動したKarennは、2人の実験場〈Works The Long Nights〉を拠点としながらこれまでに3つの作品と、The Analogue Copsとのスプリットシングルを発表している。リリースは2014年の『Untitled』を最後に止まっていたものの、ライヴツアーを行いながら、それぞれのソロプロジェクトを通じてアップデートを重ね、2019年4月に〈VOAM〉の設立と共にEP『Kind Of Green』を発表してカムバックを果たした。
『Grapefruit Regret』は、2019年の夏にベルリンで行われた「激しいスタジオセッション」でレコーディングされた8曲を収録している。結果として得られた8つの生々しいトラックは、「アルバムタイトルと同じぐらい熱烈でカラフルで、悪名高い彼らのライヴショーを賞賛するにも、対比するにも役立ちます」とプレスリリースでは解説されている。マスタリングはD&BのRashad Beckerが担当。同作からは、“Crush The Mushrooms”と“Strawbs”が先行で公開されている。
また2019年8月には、Karennが長年に渡って行ってきたクラブでのライヴパフォーマンスの録音アーカイヴをカットした音源で構成した『Voam Club Archive Volume 1』を発表している。こちらも併せてぜひチェックを。
Karennのデビューアルバム『Grapefruit Regret』の詳細は以下の通り。
Karenn
『Grapefruit Regret』
Release date: 2019/11/15
Label: VOAM
Cat no.: VOAM002
Formats: 2 x 12′ / Digital
Tracklist:
A1. Lemon Dribble
A2. Strawbs
B1. Peel Me Easy
B2. Raz
C1. Crush The Mushrooms
C2. Cloy
D1. Kumquat
D2. Taste Yourself