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33EMYBWとOsheyackがWWWニューイヤーパーティーのWWWβフロア『上東』に初来日登場

2018.12.4

WWW XとWWWβを含む3フロア・フル・オープンで開催される、WWWの2019年ニューイヤーパーティーのWWWβフロアが『上東』となることが決定、フルラインナップが発表となった。

WWW Xの新パーティー『WHEREABOUT』には、Daniel Bell、Yoshinori Hayashi、STEREOCiTIを、WWWの『Local World』には、Howie Lee、Nídia（fka Nídia Minaj）、食品まつり a.k.a foodman、Yousuke Yukimatsu、LIL MOFO、E.L.M.S.の出演が発表され、上下に分かれた各レギュラーパーティーを「静なるミニマル」と「動なるオルタナティヴ」とし、「パラレル・ダイナミクス」をテーマに現代のエレクトロニック/ダンス・ミュージックのダイナミズムを描いた新たな幕開けを迎える。

WWWβのニューイヤーパーティーは、TzuisngとHowellを招いて始動した上海ALLとのシリーズの交換プログラム『上東』の第3回として開催。HYPH1EEとSCINTIIを招いた第2回と同様にアジアの音楽特集として最新号『Flood of Sounds from Asia – いまアジアから生まれる音楽 -』をリリースした『STUDIO VOICE』がサポートする。

ラインナップには、上海クラブシーンの登竜門的存在となりつつあるHowell主宰の〈SVBKVLT〉から、共に2018年にリリースし、シーン屈指の強烈なサウンドで世界を揺るがす33EMYBWとOsheyackが初来日で出演する。

33EMYBW（通称33）は、10年以上中国の音楽シーンで活躍し、上海で最もよく知られている実験的なロック/エレクトロニック・バンドDuck Fight Gooseの中心メンバーで、長年にわたり、33 Island、Boojii、Musog Snogを含む多数のバンドのメンバーとしても活動してきた。2015年に〈SVBKVLT〉のコンピレーション『Downpour』で最初のソロシングル“EMSYGYDL”をリリースし、2017年にはデビューアルバム『Medusa』を北京の〈DForce Records〉からリリース。2018年には最新作『Golem』を〈SVBKVLT〉から発表している。中国全土で定期的にプレイするほか、ドイツの『CTM』や『Sinotronics Festival』、スイスの『China Drifting Festival』、USの『SXSW』に出演している。

一方のOsheyackは、上海に拠点を置くプロデューサー/ミュージシャンであり、IDMの要素を幅広いスペクトルにわたって、ガバ、テクノ、アンビエント、ドローンと融合させている。上海ALLを中心として、急成長するエレクトロニックミュージック・シーンの中心人物でもある。2018年に2枚のEP『Empty Hell』を〈SVBKVLT〉から、『Concept of Proof of CGI』を〈CGI〉から、そして絶賛で迎えられたデビューアルバム『Sadomodernism』を〈Bedouin〉から発表し、急速な進化を見せている。

国内からは、日本と韓国を結ぶ「ブリッジ」としても活躍し、オーバーからアンダーグランドまで行き来するマルチ・プレイヤーYonYon、ファンキーなUKベースとシカゴ・ハウスを軸に東京地下を駆け巡り、2018年は欧州でもプレイを果たしたCHANGSIE、ブリストルの〈Bokeh Versions〉からの最新EPが評価を受け欧州やアジアでもプレイしている人気急上昇中のMars89、東京拠点にアムステルダム、上海、ソウル、ニューヨークなど活動を広げるMari Sakurai、そして仙台からラップやダンスホールを軸に独自のスタイルを築き上げる1017 Muneyが登場する。

次々と世界へ飛び出す上海と東京の若手がアジアを起点に交わる新たなるローカル・パーティーが実現する。