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Swindleがニューアルバム『No More Normal』を〈Brownswood〉から2019年1月25日にリリース

Photo : Adama Jalloh
2018.12.5

UKアンダーグラウンドミュージックのリアルなヴァイブを伝える男、 Swindleのニューアルバム『No More Normal』が2019年1月25日に〈Brownswood〉からリリースされることが発表された。

多様な文化が入り交じるロンドンを象徴するように、ジャズ、ファンクから、グライム、ダブステップ、UKガラージといったUKクラブミュージックを自由に行き交うスタイルで、Malaの〈Deep Midi〉やGilles Petersonの〈Brownswood〉からリリースを重ねてきたSwindle。本作には、活況を呈すサウスロンドン・ジャズシーンからYussef Dayes、Nubya Garcia、ソウルミュージシャンのAndrew Ashongのほか、ラッパーのKojey Radical、D Double E、P Moneyなど、総勢10名以上のロンドンを代表するアーティストが参加。現在のUKのクラブミュージックとジャズシーンのクロスオーバーを象徴する一枚となっている。

それぞれに独立していながら、実は密接な関係があるという複数の音楽シーンがある時、そこに橋を架ける行為が新たな可能性を広げることがある。『No More Normal』において、Swindleはイギリスの音楽シーンが持つ様々な側面を、確信を持って捉えている。常にジャンルの限界を押し広げようとしているグライムやダブステップの世界にルーツを持つことを誇りにしながら、ロンドン育ちのプロデューサーは自らの音楽に対する視野を拡大し、このアルバムによってそこに次の一歩を印している。Swindleが結び付けたのは、創作について同じ基盤を共有する仲間たち、つまりUKジャズ、グライム、ヒップホップというジャンルに挟まれた創造性豊かな領域に集うグループだった。その点についてSwindle本人の、「これは2018年のクラス写真なんだ。みんながこの写真に収まっていてほしい」という言葉はまさしく、本作に参加しているのは、まさに現行のそれぞれのシーンにおけるオールスターと言うべきメンバーだ。

「『No More Normal』というのは、俺たちは自分たちのことを自分たちの流儀でやって、そこにはルールも限界もないという思想なんだ。グライムの影響を受けているのと同じようにジャズの影響を受けている。ロサンゼルスの影響を受けているのと同じようにロンドンの影響を受けている。俺はD Double EともNubya Garciaとも作品を作ることができるし、そうしてできたレコードは、僕の想像力を音楽という枠組みの中で現実化させたものだ」

ー Swindle

Swindleのニューアルバム『No More Normal』は2019年1月25日に世界同時リリースされる。国内盤CDにはボーナストラックが追加収録され、解説書が封入される。iTunes Storeでアルバムを予約すると、現在公開中の“What We Do (Feat. Rider Shafiq, P Money, D Double E & Daley)”、“Coming Home (Feat. Kojey Radical)”、“Reach The Stars (Feat. Andrew Ashong)”の3曲がいち早くダウンロードできる。

詳細は以下の通り。

Swindle

『No More Normal』

Swindle No More Normal