Kangding RayとSighaによるNeon Chambersがデビュー作となるEP『One』を〈Dekmantel〉から11月にリリース
Photo : Marie Staggat
2019.10.25
Kangding RayとSighaがユニット、Neon Chambersがデビュー作となるEP『One』を〈Dekmantel〉から11月4日にリリースする。
〈Raster-Noton〉〈Stroboscopic Artefacts〉などからテクノに基づいた実験的/先鋭的な作品を発表しているフランス出身のDavid LetellierことKangding Rayと、〈Token〉〈Blueprint〉〈Avian〉、そして自身が主宰する〈Our Circular Sound〉からポスト・ダブステップ経由の抽象的かつディープなテクノ作品のリリースを重ねているUK出身のJames ShowことSigha。2人はそれぞれにスタジオで腕を磨いて完成した、独自のハードウェアの芸術性を融合しながら互いの野心を共有して拡大し、雰囲気のある現代的なクラブサウンドを創り出すと共に、2018年に『Berlin Atonal』でライヴデヴューしてからは、大胆なライヴセットとオーディオヴィジュアル・パフォーマンスを確立している。
Neon Chambersは、このデビューEP『One』において、息を呑むような現代の電子音楽と共に新たな時代の幕開けを迎えている。レーベルは、本作を「ギザギザとしたレイヴ・サウンド、プログレッシヴなダブを燃料にした2ステップ、夜中の様に妙なIDMと同等にして現代の電子音楽を粉砕する旋風」と説明している。
EPには5曲を収録しており、A面には、繊細で周期的なブレークを伴った旋律を合成した驚異的な“Apollo”、トランスのように正確なシンセシスと共に、より壮大な天国のような領域に移っていく“Cascade”の2曲を。B面には、2人のより多くの技術と音楽的な意匠が込められた、よりUK的なポスト・ダブステップ・トラック“What It Takes”、荘厳なヴォーカルサンプルと雰囲気のあるブレークス“Your Touch”、そして“Helles”は、魅力的で説得力のある聴覚的世界へとリスナーを誘うラストトラックとなっている。
Neon ChambersのデビューEP『One』の詳細は以下の通り。
Neon Chambers
『One』
Release date: 2019/11/4
Label: Dekmantel
Cat no.: DKMNTL073
Format: 12″ Vinyl
Order here: https://dekmantel.com/shop/records/one
Tracklist:
A1. Apollo
A2. Cascade
B1. What It Takes
B2. Your Touch
B3. Helles