Nathan Micay(fka Bwana)が待望の1stアルバム『Blue Spring』を5月に〈LuckyMe〉からリリース
Photo : Brana Lalin
2019.3.13
カナダ・トロント出身で、現在はベルリンを拠点に活動するプロデューサー/DJのNathan Micay(fka Bwana)が、待望の1stアルバム『Blue Spring』を5月3日に〈LuckyMe〉からリリースする。
2012年から2017年まで、Bwanaとして〈LuckyMe〉や〈Aus Music〉などからEPをリリースしていたNathan Micay。2018年に〈Whities〉からのリリース『First Casualty / Beginning Ballads』をきっかけに本名でもある現在の名義へとなり、同年には〈ESP Institute〉からもEP『Never Rhythm Game』を発表。両作共に、Micayのプロダクションのひとつである折衷性を発展させた内容で、多くのメディアからの高評価を受けた。そして、すでにMicayが手掛けた『Resident Advisor』のポッドキャストや各所のミックスでプレイされていた新曲の数々が、Nathan Micayのキャリアを通じて初となるアルバム『Blue Spring』としてリリースされることとなった。
プレスリリースによれば、Nathan Micayの現時点での集大成でもある『Blue Spring』は、「非常にメロディックで複雑ながら広々としたサウンドデザイン ── それはサブベースや、絶妙に未来的なブレークビーツ、ドラムロールで煽るようなフロア向けのジエットコースタートラック、舞い上がるような多幸感、異世界的なサウンドスケープ、ウェイトレスのシノグライム、3/4拍子などを乗り越えたテクニカラーからインスパイアされている」「MicayはFuture Sound of Londonのハイブリッドなクラシック『Accelerator』を生み出したような、魔法的なミックスに新たな工夫を凝らし、プログレッシヴ、トランス、テクノ、ハードコア、ジャングル、IDM、そしてアンビエントの間のスウィートスポットを見つけ出した」という作品となっているという。
「この作品の魅惑的で欠点の無い詳細なリスニング体験には、逆説的にファンタジーの物語を使うと同時に、“現実世界でリアルタイムに、コミュニティを注意深く再発見するために、オンラインの世界から脱出することの美徳を賞賛する”という包括的なコンセプトを持っている。それ検証するために、記録済のスマートフォンやソーシャルメディアの証拠を必要とせずに現在を受け入れる方法を習得し、『Blue Spring』は急速に変化する激動の時代における若者と音楽のコネクションとサイクルを探る」
そして今回、『Blue Spring』のアートワークを制作するために、Micayは脚本のアウトラインを書き、彼が多大な影響を受けている『AKIRA』の作者である漫画家の大友克洋に敬意を評してDominic Flanniganがイラストを描き、Peter Marsdenがコミックに落とし込む作業が行われたという。アルバムのスペシャルエディションには、この漫画のコピーが付属している。
Nathan Micayの1stアルバム『Blue Spring』の詳細は以下の通り。
Nathan Micay
『Blue Spring』
Release date: 2019/5/3
Label: LuckyMe
Cat No. LM058D
Formats: Vinyl / CD /Digital
Order here: https://luckyme.bandcamp.com/album/blue-spring
Tracklist:
1. Romance Dawn For The Cyber World
2. Join Me Or Die. Can You Do Any Less
3. Ecstacy Is On Maple Mountain
4. He Has The Key
5. Blue Spring
6. 11.11.90 (Beat Version)
7. Moon Scepter Elimination
8. LeafCutAngelicDepths
9. The Party We Could Have
10. May All Your Bacon Burn
11. Romance Dawn For The New World