『MUTEK.JP 2018』の第2弾発表でCorneliusやNONOTAKがラインナップ、『Still Be Here ft.Hatsune Miku』日本初公開も決定
2018.10.18
カナダ・モントリオール発の世界最先端のデジタルアートと電子音楽の祭典『MUTEK.JP 2018』が、2018年11月1日(木)〜4日(日)の4日間に渡って、お台場・日本科学未来館を会場とする3日間を中心に開催される。
第1弾ラインナップとして、Jeff MillsとMike Banksによるプロジェクト「X-102」による『Discovers the Rings of Saturn』のワールドプレミア、Rhizomatiks Researchの真鍋大度と堀井哲史によるオーディオビジュアルパフォーマンス 『phaenomena』の国内初披露、RadioheadのThom Yorkeの専属ヴィジュアルアーティストのTarik BarriとPaul Jebanasamによるスペシャルパフォーマンス、そして、エレクトロ・ノイズの鬼才Ben FrostとビジュアルアーティストMFOの日本初ライヴセットなどが発表されていた。そして、第2弾ラインナップと各イベントへの出演割も発表となった。
まずは、現在21_21 DESIGN SIGHTにて開催中の企画展のテーマ曲を含むニューアルバム『Ripple Waves』をリリースしたCorneliusが、国内リリースツアー直後という絶好のタイミングでの出演が決定。
https://www.youtube.com/watch?v=ViQeSbpkDRQ
そして、2016年にドイツベルリンを拠点にするArt&Digital Cultureの祭典『CTM Festival』と『Transmediale』にて披露された、 日本人開発者Mari Matsutoya、音楽プロデューサーLaurel Halo、サウンド、ヴィジュアル、3Dテクノロジーを開発を担当するDarren Johnston、LaTurbo Avedon、Martin Sulzerの5名によるジョイント企画で、巨大な3面スクリーンと3Dホログラムを活用し、初音ミクが舞台に立つパフォーマンスとインスタレーションを行う、海外版初音ミクのアートプロジェクト『Still Be Here ft.Hatsune Miku』を日本初公開。
さらに、2017年の『MUTEK.JP』や、京都・清水寺でのライヴをはじめ、世界各国のメディアアートイベントやフェスティバルでパフォーマンスを披露し、「メディアアート界の新星」と絶賛の評価を得る、イラストレーターNoemi Schipferと建築家でミュージ シャンTakumi Nakamotoによるアーティストユニット「NONOTAK」が今年も『MUTEK.JP』に出演。ライヴパフォーマンス以外でも、〈TOYOTA〉のプリウス、〈NOKIA〉、〈HERMES〉、〈adidas〉、〈Stella McCartney〉といったグローバルなブランドのプロモーション映像制作なども行う2人のパフォーマンスは今年も必見だ。
そして、2017年開催で大好評だったドームシアターコンテンツが今年はアーティストも増えて更に充実。
振付家、ダンサーでありながら、サウンド/映像/照明デザインも手掛け、オーストリアのリンツで開催される世界的なメディアアートの祭典『Ars Electronica』の受賞や『MUTEK Montreal』に出演したHiroaki Umeda(梅田宏明)の出演が決定。近年は身体的感覚にフォーカスした映像作品/インスタレーションも制作し、ダンス作品を元に制作されたドーム型映像作品『Intensional Particle Dome Installation』が世界各地のフェスティバルで上映され、ドイツの『FullDome Festival』やアメリカの『Macon Film Festival』などでの受賞歴もある必見のアーティストだ。
続いて、メディアアーティストの山本信一と音楽家の大野哲二(Intercity-Express)によるオーディオヴィジュアル作品『Noesis』が公開。
本作は、アートの視点で自然や宇宙の法則性などにアプローチし、空間的に構築した「映像」を、デバイスにあわせて切り出していき「無に包まれる」「時間の堆積」「地球の中からの風景」などのテーマで新しい視点を体感できる30分の作品となっており、 『MUTEK.JP 2017』に、3Dドーム映像ライヴパフォーマンスとしてプレミア公開後、今年『MUTEK Montreal 2018』の会場のひとつ、SAT(科学芸術機構)の「Satosphere」でフルドームライヴ公開した。本作では、同時に継続的な日本科学未来館とのコラボレーションで、映像技術と視覚表現の実験をすすめ、「BLOCK UNIVERSAL」がテーマの『MUTEK.JP 2018』では、ドーム3Dヴァージョンとドームとは逆の「球」である地球ディスプレイ「Geo- Cosmos(ジオ・コスモス)」ヴァージョンを同日に発表するという。
イベントの詳細は以下の通り。
MUTEK.JP 2018
Date: 2018/11/1 (Thu)〜11/4 (Sun)
Date/Venue/Open&Start-Close:
11/1 (Thu) / WWW / 18:00-23:00
11/2 (Fri)〜11/4 (Sun) / 日本科学未来館 / 18:00-23:00
11/2 (Fri) / WWW / WWW X / 23:00-5:00 (All night event)
11/3 (Sat) / UNIT / 23:00-6:00 (All Night Event)
ADV Ticket:
[先行3日全会場通し券: 20000円]
(11/2~4 日本科学未来館、11/2 WWW / WWW X, 11/3 UNIT)
[先行3日全会場通し ハコスコ同梱MUTEKパスポート: 23000円]
(「MUTEK.JP 2018オリジナル VRゴーグル」と「LIVEコンテンツ」が含まれます)
ADV ticket outlet:
[Zaiko] https://mutekjp.zaiko.io/_buy/1hPw:Rx:3bc32
[イープラス] http://eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002274002P0030001
※11/1(木)のオープニングイベントは別料金となります
※15歳以下は保護者同伴の上、無料にてご入場いただけます。但し21:00以降、18歳未満の方のご入場はお断りしております。 (年齢確認のため、顔写真付きの公的身分証明書をご持参ください)
※11/2 (Fri) @WWW / WWW Xならびに11/3(土)@UNITはオールナイト公演の為、20歳未満の方のご入場は出来ません。 会場にてIDチェックがございます。写真付きIDをご持参ください。
Line up:
2018/11/1 (Thu)
A/Visions 1@ WWW
Martin Messier & YRO <CA/QC+FR> 「Ashes」
Michela Pelusio <IT>「SpaceTime Helix」
ZVIZMO <JP>
+ more
2018/11/2 (Fri)
@日本科学未来館
[Nocturne 1@ 1F 企画展示ゾーン+シンボルゾーン]
Cornelius <JP>
Ben Frost & MFO <IS+DE>
Sapphire Slows <JP>
SynichiYamamoto + Seiichi Sega & Intercity-Express <JP> 「Noesis」
[A/Visions 2@ 6F ドームシアター]
SynichiYamamoto + Seiichi Sega & Intercity-Express <JP> 「Noesis」
Can Büyükberber<TR> 「Morphogenesis」
Play 1@ 7F イノベーションホール
Electric Indigo <AT> 「5 1 1 5 9 3」 Kyoka<JP>
+ more
2018/11/2 (Fri)
Nocturne 2 MUTEK.JP × Resident Advisor @ WWW & WWW X
[WWW X]
Laurel Halo <US>
Rashad Becker & Ena <DE+JP>
Lemna & Naoto Tsujita <JP>
+ more
[WWW]
Filastine & Nova <ES+ID> 「Drapetomania」
Intercity-Express <JP> 「triggering」
Sol del Rio <AR> 「d construct」
Betty Apple <TW>
+more
2018.11.03(Sat)
@日本科学未来館
[Nocturne 3 @ 1F 企画展示ゾーン+シンボルゾーン]
X-102 (Jeff Mills & Mike Banks) <US> 「Rediscovers the Rings of Saturn」
Daito Manabe + Satoshi Horii (Rhizomatiks Research) <JP>「phaenomena」
Paul Jebanasam & Tarik Barri <UK+NL> 「Continuum」
Fatima Al Qadiri <KW> 「Shaneera」
Alexandre Burton & Julien Roy (artificiel) <CA/QC> 「Three Pieces With Titles」
[A/Visions 3 @ 6F ドームシアター]
Joanie Lemercier & James Ginzburg <BE/FR+UK> 「Nimbes」
Hiroaki Umeda <JP> 「Intensional Particle」
[Play 2 @ 7F イノベーションホール]
Atsushi Tadokoro <JP>
Daisuke Tanabe & Nobumichi Asai <JP>
machìna & Shohei Fujimoto <KR+JP>
+more
2018/11/3 (Sat)
Nocturne 4 @ UNIT & Saloon
[UNIT]
Sonja Moonear <CH>
SIT (Cristi Cons & Vlad Caia) <RO>
Satoshi Otsuki <JP>
[Saloon]
SCHARRØNE <DE+ES>
SO <JP>
Iori <JP>
ELLLL <IR>
erica <JP>
2018/11/4 (Sun)
@日本科学未来館
[Nocturne 5 @ 1F 企画展示ゾーン+シンボルゾーン]
Nicola Cruz & Fidel Eljuri <EC>
NONOTAK <FR/JP> 「Eclipse」
Aïsha Devi feat. Emile Barret <CH+FR>
Still Be Here ft.Hatsune Miku <JP>
[A/Visions 4 @ 6F ドームシアター]
Joanie Lemercier & James Ginzburg <BE/FR+UK> 「Nimbes」
Hiroaki Umeda <JP> 「Intensional Particle」
Synichi Yamamoto + Seiichi Sega & Intercity-Express <JP> 「Noesis」
Can Büyükberber <TR> 「Morphogenesis」
[Ambience @ 7F イノベーションホール]
Colleen <FR>
Masayoshi Fujita <JP>
Sugai Ken <JP>
Unknown Me <JP>
主催: 一般社団法人 MUTEK Japan
共催: KDDI株式会社
特別協力: 日本科学未来館
助成: 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
後援: ケベック州政府在日事務所、カナダ大使館、オーストリア大使館、 アイルランド大使館+Culture Ireland、イタリア文化会館、ゲーテ・インスティテュート東京 アンスティチュ・フランセ、EUNIC(European Union National Institues for Culture)
協力: Ableton、クラベリア、Derivative TouchDesigner、 Resident Advisor