HigherFrequency ハイヤーフリケンシー

Koshiro Hino / 日野浩志郎

NEWS

YPYこと日野浩志郎が“全身聴取”コンサートピース『GEIST』の新作を12月にYCAMで上演

大阪拠点のミュージシャン/コンポーザー、YPYこと日野浩志郎が新作コンサートピース『GEIST』を、2019年12月14日(土)と15日(日)にYCAM(山口情報芸術センター)にて発表する。

 

前衛的インストバンドのgoat、異形ハードコアバンドのbonanzas、そして2019年5月に〈EM Records〉から発表した3rdアルバム『Be A Little More Selfish』も好評のソロプロジェクトYPY、また大編成のVirginal Variationsでは電子音と生楽器の新たな在り方を提示してきたミュージシャン/コンポーザー、日野浩志郎。2013年からは主宰レーベル〈birdFriend〉を通じて、国内外の優れたミュージシャンの音源の発掘と紹介にも積極的に取り組んでいるほか、近年は太鼓芸能集団・鼓童への楽曲提供を行うなど、その活動は音楽表現と音楽環境へのアプローチにおいて多角的な広がりを見せている。

 

 

今回、YCAM(山口情報芸術センター)で世界初披露する本公演は、日野浩志郎が2018年に発表した、管楽器や打楽器などのいくつかの楽器のグループが特殊な空間に点在しながら、演奏上のルールを同時に実行していく、名村造船所跡地の吹き抜け空間という特殊な空間で上演されたコンサートピース『GEIST』を基に、楽曲や構成、舞台装置などの要素を大幅にアップデートした新作となる。

 

タイトルは、ドイツ語で「幽霊(霊魂)」を意味する言葉。演奏を通じて会場内に浮かび上がる特殊な存在感、そして観客がコンサートを通じて獲得する時間や物理的なスケールを超越した浮遊感の追求が『GEIST』のテーマとなっている。

会場には黒を基調とした巨大なバルーン状の舞台装置が設置されており、コンサートピースでありながら、インスタレーション作品としての側面も含まれる総合的な作品となっている。また、会場には15台のスピーカーが、上下左右に観客を取り囲むように配置され、虫や鳥の鳴き声、風の音などの野外で録音された音源や電子音が再生される。さらに、会場のそこかしこに点在する14人の打楽器、管楽器、弦楽器の奏者たちが、あるルールをもって演奏を展開。その音が、スピーカーからの音と交わることで、同時多発的な音の振る舞いが、会場に特殊な一体感を生み出す。

 

2018年にクリエイティブセンター大阪(名村造船所跡地)のBLACK CHAMBERで上演された『GEIST』は多くの観客を集め、高い評価を受けながらも、特殊な形態の作品ゆえに再演は不可能とされていたが、今回、そのテーマを引き継ぎながらヴァージョンアップして復活を果たす。音楽を聴取する経験がますますパーソナルなものとなる現在、演奏する空間や演奏者の存在に改めて着目し、テクノロジーを用いてそれらの機能を拡張を試みる本公演では、“全身聴取ライヴ”をコンセプトにした音楽体験の新しい在り方を提示する。

 

公演は、12月14日(土)と15日(日)に各日2公演の全4回行われる。各回は56名限定で、チケットは2019年8月29日から発売される。チケットの購入方法はYCAMのウェブサイトをご覧いただきたい。

 

イベントの詳細は以下の通り。

 

 

 

日野浩志郎 新作コンサートピース

『GEIST』

Date: 2019/12/14 (Sat) – 15 (Sun)

Venue: 山口情報芸術センター スタジオB / Yamaguchi Center for Arts and Media [YCAM]

Each start time: 14:00 / 19:00

Each Capacity: 56人

 

Ticket (全席自由、8月29日発売開始):

[前売り / ADV]

一般 ¥3500
any 会員/ 特別割引 ¥2500
25歳以下 ¥2000

 

[当日]
一律 ¥4000

 

Ticket outlet: https://www.ycam.jp/events/2019/geist/

チケット購入方法はYCAMのウェブサイトをご確認ください。

 

 

主催: 公益財団法人山口市文化振興財団

後援: 山口市、山口市教育委員会

技術協力: YCAM InterLab

企画制作: 山口情報芸術センター[YCAM]

  • 2/1 追加
  • 2/1 追加

Pioneer DJ

COPYRIGHT © 2015 HigherFrequency ALL RIGHTS RESERVED.