Kelly Moranが〈Warp〉からアルバム『Ultraviolet』を11月上旬にリリース
2018.9.12
作曲家/プロデューサー/キーボーディスト、そしてマルチプレイヤーで、Oneohtrix Point Neverの最新ライヴセット『M.Y.R.I.A.D.』にも参加しているKelly Moranが、〈Warp〉からアルバム『Ultraviolet』を11月2日にリリースする。
そして、アルバムの発表と共に“Helix (Edit)”がアルバムから公開された。
ニューヨークで行われたダンスパフォーマンスとのコラボレーションと、長年John Cageのコラボレーターを務めたMargaret Leng Tanに向けた作曲を行ったことがきっかけで、注目を集めたKelly Moran。
それはちょうど〈Telegraph Harp〉からの前作『Bloodroot』が2017年にリリースされて注目を集め始めた時だった。 『Bloodroot』は革新的なピアノ使いとKelly Moran専用に作られたエレクトロニック・アコースティックな楽器、そして彼女がインスピレーションを感じた多様な音楽のスタイルが詰め込まれた作品だ。 その多様な音楽のスタイルの影響は『The Rolling Stone』誌のエクスペリメンタル、『The New York Times』誌のクラシック、そして『The New York Observer』誌のメタル、と様々なジャンルの「アルバム・オブ・ザ・イヤー」のリストに選出されたことからも明らかだろう。そして彼女は、2018年にOneohtrix Point Neverの『M.Y.R.I.A.D.』ツアーでのアンサンブルに参加し、世界の名門ヴェニューでのプレイを経験してきた。
今回、〈Warp〉からのデビューアルバムとなる『Ultraviolet』においても、彼女の豊富なインスピレーションの探求は続いている。 彼女は次のように感じたことを覚えていると語った。
「私は森の中でうずくまっていた。風邪や動物の音を聞いていて、全てが響きあって私を取り囲んでいた。」
「私は自分自身にこう問いかけてた。“どうやったらこんな風に感じる音楽を作れるんだろう。自然で、強いつながりを感じて、寄り添ってくるような音楽を。”」
『Ultraviolet』はジャズやドリームポップ、クラシックな構成、ブラックメタル、暗闇と光、様々な要素が一体となった神秘的なアルバムとなっている。「自分のアーティストとしての表現のプロセスを再検証することで、自分を自由にする事が出来た」とMoranは語る。
Kelly Moranの〈Warp〉からリリースされる『Ultraviolet』はCD、LP、デジタルの各フォーマットで11月2日(金)に世界同時リリース。
iTunes Storeでアルバムを予約すると、“Helix (Edit)”が予約限定楽曲としてダウンロードできる。詳細は以下の通り。
Kelly Moran
『Ultraviolet』
Release date: 2018/11/2 (Fri)
Label: Warp Records / Beat Records
CAt no.: WARPCDD297
Order:
[iTunes]
[Apple Music]
[Spotify]
Tracklist:
1. Autowave
2. Helix
3. Water Music
4. Nereid
5. In Parallel
6. Halogen
7. Radian