Howie Lee主宰のコレクティヴ/レーベル〈Do Hits〉のテイクオーバーパーティーが11月中旬にWWWβにて開催
2019.11.5
アジアのエレクトロニックミュージック・シーンをリードする中国の異能 Howie Leeが主宰するコレクティヴ〈Do Hits〉のテイクオーバーが11月15日(金)にWWWβにて開催される。
2019年春に行われたWWWと『STUDIO VOICE』との、アジアの音楽をフィーチャーしたコラボレーションイベント『STUDIO VOICE × WWW presents “Flood of Sounds from Asia”』での来日も記憶に新しい、プロデューサー/DJのHowie Lee。「Made in China」なるユニークな美学を掲げ、2011年に設立したコレクティヴ/レーベル〈Do Hits〉は、アジアでも特に先鋭的なマインドのクルーへと発展し、レーベルメイトのJason Hou、Yllis、Guzzなどの一連のリリースは成功を納め、キュレーターとして、またパートナーのヴィジュアル・デザイナー Veeekyとの映像作品など、目覚ましい活躍を見せている。
今回のWWWテイクオーバーでは、Howie Leeが2015年にLAの〈Alpha Pup〉からリリースしたデビューアルバム『Mù Chè Shān Chū』以来、実に4年ぶりとなったセカンド・アルバム『Tiān Dì Bù Rén』をフィーチャー。最新作は道教の教祖である老子の著した『道徳経』の慣用句に由来しており、Howie Leeのサウンドの特徴でもある、伝統的な中国の楽器と実験的なサウンドスケープのミックスによって、「“人間の意志”と“人間の破壊”を反映している」作風だという(『Tiān Dì Bù Rén』については、2019年9月掲載の記事にて詳述)。
共演には、LAビート・シーンの中核を担ってきた老舗〈Alpha Pup〉からデビューを果たした上海のネオ・ソウル・シンガー/プロデューサー YEHAIYAHAN(別名ChaCha)が登場。彼女は上海の伝説的なベースミュージック・クルー〈Uprooted Sunshine〉にて自身のサウンドを見つけてから10年、中国で最も多才で、ダイナミックで、インディペンデントなミュージシャンのひとりとなり、世界的に有名なアンダーグラウンドのテイストメーカーであるClive Chin、Kode9、High Tone、Matthieu Chedid、そして国内のヒーローであるJ-Fever、Purple Soul、Akin、Soulspeakなど、世界中のフェスティバルやショーケースに出演する著名なアーティストとコラボレーションを重ねている。ヒップホップ、ダブ、ベース、トリップホップといったサウンドを経由し、実験的なソロプロジェクト「Faded Ghost」では新しいツールとスキルを身につけ、これまでにないオリジナリティを追求。10年以上のキャリアで大きな進化を遂げた彼女の音楽は独立した新たなるソウルを宿し、今日の中国において最も重要かつ並外れた才能を持っていると言える。
さらに〈Do Hits〉のアートワークやビデオを手がけ、自らのブランド〈SCV〉も立ち上げた台北拠点のヴィジュアルデザイナーVeeeky。ローカルからはDOVEやGOODMOODGOKUといったシンガーやラッパーのプロデューサーでもある注目の2人Le Makeupと荒井優作を迎え、ヒップホップ、R&B、LAビート、UKベース、アンビエント等を経由し、中国や日本独自の環境から生まれる新世代のエレクトロニック・ミュージックの躍動を体感して欲しい。
https://www.youtube.com/watch?v=alR_-VdmODo
イベントの詳細は以下の通り。
Do Hits Tokyo Takeover
Date: 2019/11/15 (Fri)
Venue: WWWβ
Open/Start: 24:30
ADV: ¥1500
[ADV Ticket outlet: Resident Advisor ]
Door: ¥2000
U23: ¥1000
Line up:
Howie Lee (Beijing)
yehaiyahan (Shanghai)
Veeeky (Taipei)
Le Makeup (Pure Voyage)
Yusaku Arai
More info: WWWβ
https://www-shibuya.jp/schedule/011871.php
※未成年者の入場不可・要顔写真付きID / You must be 20 or over with Photo ID to enter.