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『FUTURE TERROR 2018 -2019』の各フロア別フルラインナップが発表に、Eric Cloutier、Mr. Ho、Takaaki Itoh、Soなどが出演決定

2018.11.29

2018年の大晦日、12月31日に代官山UNIT/Unice/Saloonで開催される『FUTURE TERROR 2018 -2019』の各フロア別フルラインナップが発表となった。

メインとなるB2フロア、UNITには、先に発表されていたDJ Stingrayと、Synth Sistersのライヴ、Wata Igarashiのライヴセット、『FUTURE TERROR』レジデントのDJ NobuとHarukaに加え、今回の追加で新たに、USはデトロイト出身で現在はベルリン在住、〈The Bunker NY〉のレジデントでもあるEric Cloutierの出演が決定。

20年という長きにわたるDJキャリアを持つEric Cloutierは、『The Labyrinth』への出演など日本のアンダーグラウンドシーンとの繋がりも深いセレクター。かつては彼の根源的な音楽性の一部となっているデトロイトでレジデンシーを、また〈The Bunker NY〉と〈TANSTAAFL〉ではA&Rを務め、現在は〈The Bunker NY〉のレジデンシーを続けながら、ベルリンを拠点にヨーロッパや北米各地で活動を行っている。プロデューサーとしては、2014年にSteve O’Sullivan主宰レーベル〈Mosaic〉からデビューを果たし、2015年には〈Wolfskuil〉から初のソロ名義EP『Raxeria』を発表。豊富な知識と活動歴をバックグラウンドに持つ彼のDJは、卓越したセンスとスキルで新旧のトラックを隔たりなくミックスする、ウォーミーでダビー、ヒプノティックなサウンドを特長とする。またそのプレイスタイルはテクノスピリットに溢れつつ、かつ限りなくハウスでもある。

B3フロアのSaloonには、既報のKurusuとLynneのほか、So、Chris SSG、Masafumi Take、Akiram En、Takaaki Itohといった、いずれも自身によるパーティーを主宰している国内エレクトロニックミュージック界のキーパーソンたちが、『FUTURE TERROR』の最深部を担当する。

そして、B1フロアのUniceは、2017年に引き続き『Wiggle Room』がサポート。David Dicembre、Romy Mats、Mustache Xといった都内を拠点に活躍するDJたちに加え、ベルリン拠点の地下ハウスレーベル〈Klasse Recordings〉をLuca Lozanoと共に主宰し、2018年3月の来日時のプレイが話題となったMr. Hoを香港から迎える。Mr. Hoはスペシャルなロングセットでの出演を予定している。

15年以上に渡ってDJ活動とレコード収集を行っているMr. Hoは、ハウス、テクノ、ディスコ、ブレークビーツ、エレクトロを起源とする、ヒプノティックでありつつエネルギッシュなセットをプレイするDJであり、地下ダンスミュージックシーンで最も期待を寄せられているレーベルのひとつである〈Klasse Wrecks〉の運営を行なっているレーベル主宰者兼プロデューサーでもある。最近になって活動の拠点を故郷である香港に移し、現在は同地のクラブ「宀 (Minh)」とベルリンのOhmでのパーティー『Grafiti Tapes』（同名のレーベルも運営）でレジデンシーを務め、ヨーロッパとアジアのシーンを行き来しながら精力的に活動している。プロデューサーとしても多忙なMr. Hoは、自身のレーベル以外にも〈ESP Institute〉、〈Clone Jack for Daze〉、〈Neubau〉、〈Creme Organization〉などのレーベルからリリースを行っており、そのいずれもが独創性に富む作品となっている。