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DJ Nobu主宰『FUTURE TERROR 2018 -2019』にDJ Stingray、Wata Igarashi、Synth Sisters、Lynneが出演決定

2018.11.6

2018年の大晦日、12月31日に代官山UNIT/Unice/Saloonで開催される『FUTURE TERROR 2018 -2019』の出演者第1弾が発表となった。

今回の出演者には、『Future Terror』レジデントのDJ Nobu、Haruka、Kurusuに加え、デトロイトの至宝DJ Stingray、大阪からサイケデリカルドローンユニットSynth Sisters、テクノミュージックのディープサイドを探求し続けるWata Igarashiのライヴセット、そして『Future Terror』初登場となるエクスペリメンタルベースミュージックアクトLynneの出演が決定した。

<a href="http://emrecords.bandcamp.com/album/euphoria">Euphoria by Synth Sisters シンセ・シスターズ</a>

DJ StingrayことSherard Ingramはテクノの世界で20年以上に渡り強力な存在感を保持してきた存在である。デトロイトに育ち、同級生でありDJパートナーであったDJ Kenny Dixon Jr.とUrban Tribeを1991年に結成し、今ではクラシックとなった“Covert Action”が〈Retroactive〉の『Equinox』コンピレーションに収録され、デトロイトの街の豊かなテクノソウルの歴史に名を残す。数年後にはロンドンの〈Mo’Wax〉からデビューアルバム『The Collapse of Modern Culture』を発表し、そこには同郷のAnthony ‘Shake’ Shakir、Moodymann、Carl Craigといった友人たちとのコラボレーションが多数含まれていた。

その一方で、彼の最も輝かしい功績と言えるのは、Drexciyaのライヴメンバーとしての活躍かもしれない。Stingrayは、DrexciyaのJames Stinsonによる命名で、マスクを被ってのパフォーマンスで世界中を巡ってデトロイトの精神をレプレゼントし続け、Stingrayとしては〈WéMè Records〉や〈Unknown To The Unknown〉、〈Presto!?〉など、世代や界隈を超越して数十枚に及ぶリリースを続けてきた。また彼は、レーベル〈Micron Audio Detroit〉のオーナーとしての顔も持ち、世界中のフレッシュな才能を世に送り出している。

2016年以降のエレクトロ再評価によって、DJ Stingrayの他の追随を許さない高速かつハイテクなセットは、ようやく得るべき評価を得始めており、誰しも一度は味わってみるべき音楽体験である。2018年10月の『ADE（Amsterdam Dance Event）』期間中に開催された『DJ Stingray invites』というIngramがキュレーションを行なったパーティーではDJ Nobuを招いている。2ヶ月ぶりの共演が大晦日に実現する。なお、DJ Stingrayは、年末年始にかけて東京、大阪、札幌の3都市を回るツアーを行う。こちらもお見逃しなく。