NYを拠点とするコレクティヴ/ブッキングエージェンシー/ショーケースであるDiscwomanが、〈Reebok〉とパートナーを結び、11月に発売される最新スニーカー「Solo Fury」のキャンペーンを行なっている。

Discwomanは、Frankie Decaiza HutchinsonとEmma Burgess-Olson（aka Umfang）とChristine McCharen-Tranの3人によって設立された女性アーティストやクィアのアーティストを積極的にサポートするコレクティヴ/ブッキングエージェンシー。DJやプロデューサー、またエレクトロニックミュージックに関わる総合的なクリエイターたちにとっての、より良い未来のシーンを創るべく活動しており、従来的（旧来的）な仕組みやプロセスを打開する新たな存在として国際的な注目を集めている。元は、2014年にNYのヴェニューBossa Nova Civic Clubにて開催された2日間のフェスティバルから始まっていることもあり、現在も同名のショーケースを各地で行なっている。

Discwomanと〈Reebok〉のパートナーシップによるキャンペーンは、先週末にDiscwomanのSNSにてプロモーションヴィデオが公開されたことによって明らかとなった（同ヴィデオは〈Reebok〉のYouTubeチャンネルでも公開されている）。

キャンペーンには、カメラマンのMarcus Hyde、映像作家のTyler Ross、スタイリストや〈Fenty〉のクリエイティヴディレクターとしてRihannaとのコラボレートで知られるJahleel Weaver、ファッションデザイナーのMatthew Adams Dolan、そしてボクサーのJeremiah Maestreが参加している。

今回のパートナーシップについて、Billbord英語版のエクスクルーシヴ記事において、Emma Burgess-Olson（aka Umfang）は、「〈Reebok〉のようなメジャーなブランドが私たちにアプローチをしてきた時、なんて私たちは大きいとことをしているのでしょうと思いました。（中略）お馴染みのメジャーブランドの名前によって（Discwomanが）認知されることは、外側の世界から（Discwomanが）認められたということです。私たちがやっている事をより幅広い人たちに見てもらって、あらゆる困難に対しても懸命に頑張れば、仕事を得ることができるのだという気持ちに（他に人たちにも）なってもらいたいです」と話している。

さらに「私たちは自分たちのやり方で成功を手にすることができたので、今は外側からどう思われようと気にしていません。私たちは女性やノンバイナリーにさらに包括的になりたいと思い、自分たちの使命や（発言の）言い回しを整えることにしました。私たちは本当に、さらにブランディングやビジネスの観点からアーティストをサポートしたいと考えています。私はこのプロジェクトで、Discwomanの誰もが深刻に考えるようになるとは思っていないです」と語った。

またChristine McCharen-Tranは同記事にて、「私たちは子供の頃から〈Reebok〉を履いていますし、〈Reebok〉という世界的なブランドによって私たちのストーリーが増幅される事に、本当に感謝しています。女性やフェムの人が自分自身のやり方でビジネスを作り出し、クリエイティブな経済のために協力し合うことは説得力があります。これは人々に、あなたが置かれている（従来の）産業界を破壊して、変化させることができるということを示しているんです」と続けた。

そして、Frankie Decaiza Hutchinsonは、「（〈Reebok〉のような）ブランドがこのような積極的なメッセージを自分たちの活動の中に組み込むことは重要なことです。このこと（コラボレーションのこと）を巡って、非常に多くの批判があることは私も非常によくわかっています。でも、それもまた非常に重要だと私は考えています」と話した。

 

 

 

 

 

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DISCWOMANさん(@discwomannyc)がシェアした投稿 – 2018年10月月11日午前9時48分PDT