フィールドレコーディングを駆使するプロデューサー/サウンドクリエイターのYosi Horikawaが最新アルバム『Spaces』を新レーベル〈Borrowed Scenery〉より5月31日にリリースした。

Yosi Horikawaのサウンドは、誰も聴いたことの無いような、環境音や日常音の持つ力と、そこに隠れた音楽性を反映したリズムやメロディを魅力とする。彼は、10年以上にわたり、フィールドレコーディングを駆使したプロデュースというアプローチを磨き続け、森やビーチ、都市と人などの音を追い求め、時に遠方まで旅をしながら、自身の東京の自宅に近い音を見つける機会も逃さずに、現在のスタイルを確立している。またYosi Horikawaは、『光州デザインビエンナーレ』においては、建築家・隈研吾の作品のためのサウンド・デザイン、日本科学未来館におけるiPS細胞関連の常設展示でのサウンドなども手掛けている。

Yosi Horikawaの最新アルバム『Spaces』は、同じRed Bull Music Academy卒業生で、以前から制作の協力をしていたDaisuke Tanabeと設立した新レーベル〈Borrowed Scenery〉からのリリースとなる。

アルバム『Spaces』にはフィールドレコーディングとサウンドデザインに、ヒップホップの流動的な複雑さ、IDMの正確なエフェクト、ダンスミュージックの多幸感に溢れたフィジカル、音響機器の人間性など、様々なスタイルを織り交ぜた11曲を収録している。またそれぞれのトラックタイトルは、それぞれの音楽が連想させるもに由来しており、レーベルは、「そこにはHorikawa自身の音楽を構成するものについての深い個人的理解、商品としての音楽の商業的側面や様式的構造から切り離された理解がある」と説明している。

Yosi Horikawaの最新アルバム『Spaces』の詳細は以下の通り。

Yosi Horikawa

『Spaces』

Release date: 2019/5/31

Label: Borrowed Scenery

Cat no.: BS001

Distribution: Kudos Records

Formats: Digital / CD / 12″x2

Order here: https://yosihorikawa.bandcamp.com/album/spaces

Tracklist:

1. Timbres

2. Vietnam

3. Crossing

4. Chiba

5. Swashers

6. Moldy Vinyl

7. Mine

8. In The Wind

9. Fluid

10. Longing

11. Nubia