VTSSが〈Hellcat Industries〉のA&Rに就任し、3月にBjarkiとのスプリットEPと、4月に新鋭テクノアーティストたちによるコンピレーションをリリース
2020.2.14
ポーランド発で現在はベルリンを拠点に目覚ましい活躍を見せるDJ/プロデューサー、VTSSが〈Hellcat Industries〉のA&Rとして、同レーベルから3月と4月に発表される2つの新作EPを手掛けていることが発表された。
〈Hellcat Industries〉は、アイスランドの鬼才プロデューサー Bjarkiが主宰するレーベル〈bbbbbb〉のサブレーベルで、2019年7月にリリースされたコンピレーションEP『Hellcat Vol.1』に端を発してレーベルとして設立された。VTSSは同作に“Sober Raving”で参加しているほか、EP全体のキュレーションも務めており、その成果をきっかけに、Bjarkiを始めとする〈bbbbbb〉チームが彼女を〈Hellcat Industries〉のA&Rに迎えることを決めたという。
まず3月6日にリリースされる〈Hellcat Industries〉の第2弾は、VTSSとBjarkiのスプリットEP『Chanting from a Tiny Book』。VTSSが2019年に自身のセットの中で度々プレイしてきたという自身のトラック“Batman Church”と“How to Win Big”、Bjarkiの“ Hellfire”と“Safety Savage”をコンパイルしている。プロデューサーとして全く異なるバックグラウンドを持っている2人だが、この2年間共に研究を重ねる中で、「テクノに楽しさを取り戻す」という共通した基盤と使命を持っていることを認識し合った上で生まれたEPだという。
そして4月6日にリリースされる『Hellcat Vol.2』は、「VTSSとBjarkiの観点から、明るい未来が待っている未だ注目されていないアーティストに注目する」というレーベルが掲げる2020年の計画に基づいて構成されている。参加アーティストには、VTSSが2019年に世界の様々な都市で彼のトラックをテストプレイし、「私のセットを完全に定義した」と称賛するフランスのプロデューサー/ライヴアーティスト、Crystal Geometryを始め、VTSSもレジデントを務めるワルシャワのクラブ「Jasna 1」のレジデントで、VTSSとは旧知の仲であるプロデューサー/DJのSept。そしてBjarkiとVTSSが「German duo of 2020」と称するCNC(aka Contact Noise Crew)、〈bbbbbb〉からEPをリリースしているアイスランド・レイキャヴィクのプロデューサー Kuldaboli a.k.a Krokodillが名を連ねている。
〈Hellcat Industries〉からリリースされる2作品の詳細は以下のとおり。
VTSS & Bjarki
『Chanting from a Tiny Book』
Release Date: 2020/3/6
Label: Hellcat
Cat no.: H311CAT02
Format: 12″ Vinyl / Digital
Order here: https://hellcatindustries.bandcamp.com/album/chanting-from-a-tiny-book
Tracklist:
A1 / 1. VTSS – Batman Church
A2 / 2. VTSS – How to Win Big
B1 / 3. Bjarki – Hellfire
B2 / 4. Bjarki – Safety Savage
Various Artists
『HELLCAT VOL.2』
Release Date: 2020/4/6
Label: Hellcat
Cat no.: H311CAT03
Format: 12″ Vinyl / Digital
Tracklist:
A1 / 1. Crystal Geometry – Worldwide Insurrection
A2 / 2. Sept – Sensation Seeker
B1 / 3. CNC – Asket
B2 / 4. Krokodill – The Kops Are Comin