Hodgeが待望のデビューアルバム『Shadows In Blue』を4月中旬に〈Houndstooth〉よりリリース
2020.2.13
UK・ブリストル発のプロデューサー/DJ、Hodgeが待望のデビューアルバム『Shadows In Blue』を4月17日に〈Houndstooth〉よりリリースする。
Hodgeは2011年にデビューして以来、フロアキラーなUKガラージ/ガラージハウス、ドープなダブステップ〜ベースライン、サイケデリックかつトライバルな風合いを備えたUKベース経由のテクノなど、多様なトラックをこれまでに25作以上もリリースしてきた。近年はPeverelist主宰の〈Livity Sound〉とサブレーベル〈Dnuos Ytivil〉、ロンドンのカルトレーベル〈Berceuse Heroique〉などをメインレーベルとしながら、〈Peach Discs〉ではShanti Celeste、〈Clone Basement Series〉ではRandomer、〈Livity Sound〉ではLaurel Haloといったコラボレーションも多数行っている。
今回、Hodgeが『Shadows In Blue』を発表する〈Houndstooth〉においては、2018年にリリースされた、ノーベル文学賞受賞歴もある詩人 T. S. Eliotのフレーズから着想を得て制作したトラックをコンパイルしたレーベル企画のコンピレーション『In Death’s Dream Kingdom』に参加。そこからの繋がりで、デビューアルバムをリリースすることとなったという。
アルバムは、これまでのHodgeの作品よりも遥かに「鮮やかさと質感」を備えており、「植物やガーデニングへの新たな愛情の芽生え、SF小説を読むこと、古いプログレッシヴロックのアルバムのカヴァー、レイヴに行くこと」といった様々なソースからのインスピレーションを得ながらの制作期間を経て、アルバムにまとめていったという。レーベルは『Shadows In Blue』について、「多くのトラックは、アーシー(earthy)なサイケデリあに溢れています。“Canopy Shy”や“The World Is New”などのトラックは、鳥のさえずりの音、自然なパーカッション、自然が人工世界を取り戻した未来のヴィジョンで煌めいています」と解説。さらに「間違いなく、アルバムの制作を通じて、Hodge自身が持っていたダンスフロアに向けたリズムに対する原理にも影響を与えている」とも説明し、“Lanes”は完璧なドラムプログラミングと難解なサウンドが密に絡み合ったフロアキラーであり、“Cutie”はHodgeが初期にリリースしていたクラブシングルの純粋なインパクトを風変わりで内省的なエッジで再解釈したトラックとなっている。
パーソナルでかつ推進的な『Shadows In Blue』において、Hodgeはダンスフロアで本能的にグリップを保ちながら、真の深みと創造性を備えた大胆で新しい領域へと移行していく、デビューアルバムには本当に相応しい内容となっている。マスタリングはMatt Colton(Metropolis Mastering)、“Sense Inversion”のミックスダウンはLurkaことBen Lurkaが担当している。
Hodgeのデビューアルバム『Shadows In Blue』の詳細は以下の通り。
Hodge
『Shadows In Blue』
Release date: 2020/4/17
Label: Houndstooth
Cat no.: HTH122
Formats: 2 x 12′ Vinyls / CD / Digital
Order here: https://hodgebristol.bandcamp.com/album/shadows-in-blue
Tracklist:
1. Canopy Shy
2. The World Is New Again
3. Sense Inversion
4. Shadows In Blue
5. Lanacut
6. Sol
7. Lanes
8. Cutie
9. Ghost of Akina (Rainbow Edition)
10. One Last Dance