UK発のグライム/ベースミュージックのシーンが誇る若きマエストロのSwindleが、今年2月に発表したアルバム『Trilogy In Funk』を引っ提げて来日ツアーを開催する。
ジャズ、ファンク、ダブを融合したスタイルのグライムやベースミュージックが「新世代のブラック・ミュージック」と高く評価されている、若きマエストロSwindle。幼少からピアノ等の楽器を習得し、レゲエ、ジャズ、ソウルから影響を受けて育つと、16才の頃からスタジオワークに着手し、インストゥルメンタルのミックスCDを制作する。2007年にグライムMCをフィーチャーした『The 140 Mixtape』がトップラジオDJたちから支持されて注目を集めると、2009年にはセルフレーベル〈Swindle Productions〉からインストアルバム『Curriculum Vitae』を発表する。その後も〈Rwina〉や〈Butterz〉などからUKG、グライム、ダブステップ、エレクトロニカを自在に行き交う個性的な楽曲を連発していたが、2012年にはMalaの〈Deep Medi〉から『Do The Jazz』と『Forest Funk』を発表すると、ジャジーかつディープでファンキーなサウンドで印象と評価を決定付けることに。翌年に発表されたアルバム『Long Live The Jazz』ではさらに話題を独占すると、Gilles Petersonのサポートでフュージョン界の巨匠Lonnie Liston Smithと共演、自身のライヴを披露するとますますの大反響を呼んだ。2014年の3曲入りシングル『Walter’s Call』では、ジャズ/ファンク/ダブ・ベースの真骨頂を発揮すると、2015年9月には過去2年間ツアーした世界の各地にインスパイアされて制作したアルバム『Peace, Love & Music』を発表(『Peace, Love & Music』を発表した際にSwindleへと行ったインタヴューも改めてご覧いただきたい)。
Swindleのある種のボーダーレスなスタイルは、2016年にさらなる発展を見せ、続編的に発表していた世界中のファンクネスをコンパイルしたEPシリーズを2017年2月15日にはアルバム『Trilogy In Funk』としてリリース。グルーヴ感満点のブラジリアン・トラックから、ウネリの効いたPファンク・サウンド、 もちろんドープな本家グライムまで越国境的なサウンドとデザインが描き出す一大絵巻はSwindleの真価を強く示している。
今回の来日公演は日曜の夕方に開催。表参道のWALL&WALLにて、DBSとPART2STYLEとTREKKIE TRAXによるイベントでライヴパフォーマンスを披露する。また関西ではすで発表されている『THE STAR FESTIVAL』に出演、そして5月19日(金)には名古屋のClub JB’sに登場する。
イベントの詳細は以下の通り。
DBS + PART2STYLE + TREKKIE TRAX Presents :
SWINDLE “Trilogy In Funk” Tour in Tokyo
Date: 2017/5/21 (Sun)
Venue: 表参道 WALL&WALL
Open: 17:00
ADV: 3,000YEN (Start selling from 4/25)
Door: 3,500YEN
Ticket outlets:
Line up:
SWINDLE
Carpainter – Live –
PART2STYLE SOUND
TREKKIE TRAX CREW
Hara (HyperJuice)
and more..