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ShackletonとOr:laがCIRCUS TokyoとCIRCUS Osakaに揃って登場

2019.4.25

5月18日〜19日に京都で開催される『THE STAR FESTIVAL 2019』への出演もアナウンスされている、電子音楽界の鬼才Shackletonと、『DJ Mag』の新人賞を受賞するなど期待を一身に受ける新星Or:laが、揃ってCIRCUS TokyoとCIRCUS Osakaに登場する。

ShackletonとOr:laは、『THE STAR FESTIVAL』の翌週となる、5月24日（金）にはCIRCUS Osakaに、5月25日（土）にはCIRCUS Tokyoに登場する。

細分化と多様化に伴い、大量生産/消費が助長される現在のシーンにおいて、自身の音楽に対する明確なヴィジョンと突出したオリジナリティにより、カテゴライズの向こう側にあるジャンルレスな音楽を創造し続ける稀有なアーティスト、Shackleton。2004年に〈Mordant Music〉からデビューして以降、ベースとパーカッションが渾然一体となった新たな音楽性を指向していたShackletonは、行きつけのレコード店で働いていたAppleblimとの邂逅を経て、未だにカルト的な人気を誇る〈Skull Disco〉を共同で始動する。同レーベルを通じては、ShackletonとAppleblimの作品を中心にリリースを重ねるほか、Ricardo Villalobos、T++、Peverelist、Badawiら新旧を問わないリミキサー陣を起用するなど、リリースごとに話題をさらった。

https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=jClOBTnOsQM

新境地を求め、〈Skull Disco〉を休止させた後、Brian Enoなど多彩な顔ぶれのリミックスを行う中で、2009年に名門〈Perlon〉から『Three EPs』を発表。ワールドミュージックを取り扱うロンドンの老舗レコード店が運営する〈Honest Jon’s〉からは、EPを連続リリースし、2011年のチャートを大いに賑わせたPinchとの共作『Pinch & Shackleton』や、2012年に入手困難となった怪作『Music For The Quiet Hour / The Drawbar Organ』を世に送り出した。近年では、自身のレーベル〈Woe To The Septic Heart!〉から発表した『Behind The Glass』などでボーカルを積極的に取り入れたバンド編成による新領域を開拓しているほか、モジュラーシンセを取り入れた制作を行うなど、自身の音楽性を果敢に拡張している。

一方、待望の初来日となるOr:laは、生まれ育った北アイルランドの小さな街からリヴァプールに引っ越した2012年からエレクトロニックミュージックにのめり込み、制作への興味から自分の行くべき道を切り開いていった。2016年にScuba主宰の〈Hotflush〉からデビューを飾ると、2017年にはヴァイナルオンリーのレーベル〈Deep Sea Frequency〉を設立し、コンスタントなリリースペースも保っている。自らの作品『Kyoto Dance』がレーベル初のリリースとなった〈Deep Sea Frequency〉においては、PépeやDJ Seinfeldら人気プロデューサーの作品をリリース。

DJとしても躍進を遂げた2017年は、マンチェスターでの『Warehouse Project』のレジデンシーや、ロンドンはNTS Radioでの活躍、リヴァプールでの『Meine Nacht』をBreakwaveと共に運営し、遂には『DJ Mag』の「Breakthrough DJ of the year」を受賞し、様々なジャンルを網羅するUK発の新星セレクターとしても成功を収めた。 2019年は新たなレーベル〈Céad〉をローンチ。世界中からピックアップされたニューカマーのアーティストと共に、彼女自身のリリースも待たれている。