DJ Pythonが〈Dekmantel〉からは初となるEP『Derretirse』を6月にリリース
2019.4.25
NY拠点のDJ/プロデューサー、Brian PiñeyroがDJ Python名義の最新EP『Derretirse』を〈Dekmantel〉から6月10日にリリースする。
Brian PiñeyroはDJ Python以外にもDJ Wey、Deejay Xanax、Luisなど数々の活動名義を持つプロデューサーであり、同じくNY拠点のItalが主宰する〈Lovers Rock〉をはじめ、〈BANK Records NYC〉〈Exotic Dance〉〈1080p〉などの2010年代の重要レーベルから音源をリリースしてきた。
DJ Pythonとしては、2016年にAnthony Naplesが主宰していた〈Proibito〉からEP『¡Estéreo Bomba! Vol. 1 』をリリースし、“Deep Reggaeton”というスタイルを確立。独自のベースラインの構築と、ドラムマシン使いから織り成すブレイクビーツやレゲトンのリズムに、哀愁漂うアンビエンスなシンセサイザーの音色を重ねたそのスタイルは、2017年9月にAnthony NaplesとデザイナーのJenny Slatteryが設立した〈Incienso〉からリリースしたアルバム『Dulce Compañia』で、より強固な個性として打ち出すこととなった。Brian Piñeyroは、多様性に溢れるNYにおけるダンスミュージック・シーンの、まさに“今”を捉える存在であり、唯一無二のアーティストとして高い人気を獲得している。
〈Dekmantel〉からのデビュー作となる『Derretirse』について、「DJ Pythonは彼のドラム・シーケンスをさらに押し広げ、世界のドローンで駆動するエレクトロニカを溶け込ませ、知的なシンセと抜け目の無いダンスホールを融合させた6つのトラックで次のステップへと踏み出している」とレーベルは説明している。
6曲を通じて展開されるEPは、アンビエント/ドローンやニューエイジ、延いてはコンテンポラリーな電子音楽を想起させるカラフルなグラデーションの中に溶け込むようなシンセワークと、その隙間を鋭く突く“DJ Python印”のレゲトンもしくはダンスホールに基づいたユニークなリズムパターンとの融合における、さらなる進化を感じることができる力作となっている。
DJ Pythonの最新EP『Derretirse』の詳細は以下の通り。
DJ Python
『Derretirse』
Release Date: 2019/6/10
Label: Dekmantel
Cat no.: DKMNTL067
Format: Vinyl / Digital
Order here: https://shop.dekmantel.com/release/6339/derretirse
Tracklist:
A1. Lampara
A2. Tímbrame
A3. Cuando
B1. Espero
B2. Be Si To
B3. PQ CQ