ゴールデンウィークの3日間、5月3日（水）〜5日（金）にかけて伊豆半島稲取高原に広がる大自然に囲まれた東伊豆クロスカントリーコースにて開催される日本を代表するフェスティバル『RAINBOW DISCO CLUB 2017』が、ヘッドライナーを含むフルラインナップを発表した。

まず海外からは、5年の歳月を費やして作り上げたデビューアルバム『Elaenia』が、『Resident Advisor』の「Top 20 albums of 2015」で堂々の1位に輝いた、英国人DJ/プロデューサーのFloating Pointsが決定。

UKのダンスミュージックのオールドスクールとニュースクールを繋ぐ実力者であり、ある種の古典音楽から発する独創性や実験性を持つコンポーザーとしても高く評価を受けている。その一方で、彼が主宰している〈Eglo〉とリイシューレーベルの〈Melodies〉、及び彼のDJは、ジャズやブラジリアン、アフロなどを積極的に吸収しており、遊び心たっぷりでマニアックな解釈の中で現シーンへと披露している。今回も屈指のレコードマニアでもある彼が紡ぎ出す、ジャンルレスな音楽に誰もが夢中になることでしょう。

そして同じくUKからは、今年10周年を迎える〈Hessle Audio〉から創設メンバーの3人、Ben UFOとPangaeaとPerson Soundの出演も決定。

ロンドン拠点のベースミュージック最重要レーベル〈Hessle Audio〉は、ダブステップ、ハーフステップ、UKガラージ、テクノ、ハウス、ジュークなど新旧を問わない数多くの要素を含んだプロダクションで設立以降シーンを先導してきた。現在はもはや説明不要の評価を得ているJames Blakeや、ダブステップ通過後のシーンを予見する突出した個性と存在感を備えたObjekt、Ricardo VillalobosにヘヴィープレイされたJoeなどの才能をいち早く発掘するなど、審美眼には定評がある。それぞれ3人も個々の活動で圧倒的な人気を誇っているだけに、全員が揃った貴重なセッションは今年のハイライトのひとつになるはずだ。

さらに、先日ワールドツアーの一環でCotnactに訪れていたドイツ・ワイマール拠点のレーベル〈Giegling〉から創始者のDJ Dustinが出演決定。

「RA Poll」のレーベル部門において常連となっており、2014年に続き2016年度には再度1位を獲得するなど、近年稀に見る要注目レーベル〈Giegling〉。2009年のローンチから、ドイツのミニマリズムを継承しながら、ややメランコリックで繊細なテクノ／ハウス作品を数多くリリースしてきた一方で、自分たちのクラブやパーティーを運営してきたアーティスト衆団としても知られ、DJ Dustinはその中核を担っている。今年は『Planet Giegling』と題したワールドツアーをクルーで行い、世界中で好評を得ているだけに注目度はラインナップ随一かもしれません。

そして国内からは、オルタナティヴミュージックのパイオニアKENJI TAKIMI（瀧見憲司）とKAORU INOUEが決定。さらに『RAINBOW DISCO CLUB』のレジデントKikiorixとSisiも出演決定。今年は以上、計21組でフルラインナップとなる。

また今年は便利なバスツアー＆宿プラン、手ぶらテントなどホスピタリティも充実。

さらに、去年初の試みで大好評だったアーバン・ボヘミアンをコンセプトに、豊かなライフスタイルを提案するアウトドア・ブランド「Monrõ（モンロ）」による宿泊エリア/リビングエリア/ダイニングエリアが用意された贅沢なキャンププラン「Monrõ Experience “OUTSiDE LiViNG AREA”」を数量限定で販売することも決定。こちらの詳細はオフィシャルサイトをご覧いただきたい。

現在各プレイガイドにてチケット（16000円）も絶賛販売中。開催が刻々と迫っているのでぜひお早めにお買い求めいただきたい。

RAINBOW DISCO CLUB 2017

Date: 2017/5/3（Wed）9:00 open/12:00 start 〜 5/5（Fri）19:00 end（2泊3日予定）