buttechnoが新世代の電子音楽イベント『IN HA』にてライヴセットを披露
2017.3.14
Mari Sakurai、Rafto、Ultrafogによるエレクトロニックミュージック・コレクティヴ/イベントの『IN HA』が、近年注目を集めているロシアシーンのキーパーソンbuttechnoをゲストに迎えてのイベントを3月19日(金)に幡ヶ谷Forestlimitで開催する。
buttechnoことPavel Milyakovは、モスクワ郊外オレホヴォ・ボリソヴォ地区のロシアン・アンダーグラウンド・シーンを牽引する今世界でも特に注目を集めている若きプロデューサー。近年は、〈COMME des GARÇONS〉からのサポートを受けていたり、〈Vans〉からもラヴコールを受けてコラボ作品を生み出していたり、〈Supreme〉のヴィジュアル制作にも起用された事でも有名であるファッション・デザイナーGosha Rubchinskiyの相方としても知られており、ここ数シーズンは〈Gosha Rubchinskiy〉のコレクションショーの音楽をbuttechnoが手掛けている。
buttechnoのサウンドは、自身が「ジャンルやトレンドにカテゴライズされず、ただ音に迫りたい」と語っているように、ビートは4つ打ちとブレイクビーツを行き来し、ディープなグリッチ、インダストリアルなミニマルといった実験的な要素も織り重なり、決して派手ではないがローファイさをも洗練された感触に仕上げる独特のセンスを感じさせる。またbuttechnoは〈Johns’ Kingdom〉というレーベルも運営しており、無名の才能あるアーティストにフォーカスしてサポートを行っている。そのスタンスはローファイの美学というべきものがあり、面白味のあるダブテクノやアンビエント系のアーティストが名を連ねている。同レーベルは2015年4月にはBoillor Roomでピックアップされ、現在のロシアンアンダーグラウンドの勢いを先駆けて世界へと伝える放送となった。2016年以降は、ベルリンの『CTM Festival』への出演を始め多くのブッキングをこなし、〈Collapsing Market〉や〈Public System Recordings〉といったフランスのレーベルとセルフでのリリースなど、活動の幅を広げ続けている。
大盛況に終えた昨年のbonoboでの来日公演に続き、今回はbuttechnoと世代の近い注目の若手クルー『IN HA』との共演となる。buttechnoはライヴセットを披露する予定となっており、『IN HA』からはUltrafogとRaftoがユニットでのライヴを、さらなるライヴアクトにはROTTENLAVAを迎える。DJには、DJ Soybeans、JR Chapparo、Fedor Kortukov、そして『IN HA』レジデントのMari Sakuraiが出演する。なお、この日のbuttechnoのライヴは24時からスタートになるので、早めの来場がお勧めとのことだ。
下記のイベント詳細に記載されているFacebookイベントページでの参加表明で、前売り価格での予約を受け付けているそうなので要ご確認を。
IN HA #7 ft. buttechno
Date: 2017/3/17 (Fri)
Venue: 幡ヶ谷Forestlimit
Open: 23:00
Ticket: ADV ¥1,500 / Door ¥2,000
Line up:
[LIVE]
buttechno (John’s Kingdom)
ROTTENLAVA
Ultrafog + Rafto
[DJ]
JR Chapparo
DJ Soybeans
Fedor Kortukov
Mari Sakurai
Info/Contact: https://www.facebook.com/events/117125282151917/
Twitter: https://twitter.com/inwave_com
Facebook: https://www.facebook.com/IN-HA-271660363036921/
E-mail: inwave.com@gmail.com