PTUがNina Kraviz主宰レーベル〈трип〉からアルバム『Am I Who I Am』を6月にリリース
2019.6.17
ロシア発のAlina IzolentaとKamil Eaによるデュオ、PTUがNina Kraviz主宰レーベル〈трип〉からアルバム『Am I Who I Am』を6月21日にリリースする。
PTUとしてのこれまでのリリースは非常にまばらでありながら、Alina IzolentaとKamil Eaは2000年代初期から10年以上に渡って、アナログハードウェアの奥深さを探求し、無名のシンセサイザーでジャミングを続けてきたユニット。
Nina Kravizの主宰レーベル〈трип〉には2016年より参加しており、これまでに4つのコンピレーション(※うち1作は『ADE』とのタイアップの限定ヴァイナルリリース)に参加し、EPを1作リリースしている。PTUはテクノ〜IDM〜実験音楽を独自のレイヤーに落とし込み、即興性とライヴ感に溢れるトラックで、数少ないリリースでリスナーを惹きつけてきた。中でも、2016年にリリースされたNina Kraviz監修のミックスCD『Fabric 91』に収録された“A Broken Clock Is Right Twice A Day”はPTUの代表的な1曲であり、あまりの好評から2017年には〈трип〉からソロEPとしてカットされた。
〈трип〉が所属アーティストのソロアルバムをリリースするのは、Bjarkiの3連作、2011年に亡くなった北欧のハードコア/ブレークビーツ・アーティストBiogenの未発表曲を収録したアルバムに続いて、3組目となる。レーベルは本作について「12トラックにまたがって、激しいマーチングドラムとアシッドの螺旋状のリードを通じて自らの道を切り拓き、彼らが進むにつれて故障したロボットの軍隊を目覚めさせます。『Am I Who I Am』は、たびたび高速で導入する奇妙なアイディアの幅広いスペクトルを誇っていますが、ひとつひとつは巧妙に制限された量で成し遂げられており、顕微鏡レベルで詳細な配置からエネルギーを召喚しています」とコメントしている。
PTUのアルバム『Am I Who I Am』の詳細は以下の通り。
PTU
『Am I Who I Am』
Release date: 2019/6/21
Label: трип
Cat no.: TRP024
Formats: 12′ x 2 / Digital
Order here: https://liveptu.bandcamp.com/album/am-i-who-i-am
Tracklist:
A1. doc 22
A2. the pursuit of a shadow
A3. castor and pollux
B1. after cities
B2. former me
B3. how does it feel
C1. over
C2. Copper mines, new machines and the future conspiracy
C3. which word is the coldest
D1. sirocco
D2. skyscript
D3. i heard you breathe