〈Acting Press〉主宰のPLO Manが2月上旬に大阪NOON+Cafeと東京・青山ZEROにてプレイ
2019.1.30
カナダ出身ベルリン在住のインディペンデント&アンダーグラウンドエージェンシー/レーベル〈Acting Press〉を主宰する、PLO Manが2月上旬に来日ツアーを行う。
ドイツ・ベルリンを拠点にアーティスト/DJとして活動するPLO Manは、インディペンデントでアンダーグラウンドなエージェンシー/レーベル〈Acting Press〉主宰としてもワールド・ワイドな展開の指揮を執っている。
まず2月8日には、大阪・NOON+Cafeで開催されている、過去にDJ Sotofettも招聘しているKAITOとg’n’bによるパーティー『MOLDIVE』に出演。2月9日には東京・青山ZEROにて開催されるCHIDAの主宰パーティー『DANCAHOLIC』にて、本人とも交流の深いPowderを始め、Powder主宰のニューレーベル〈Thinner Groove〉からソロデビューEPをリリースし話題沸騰中の5ive、今回のフライヤーを担当し、アーティスト達から信頼も厚いAndry A.と共演する。
PLO Manは、匿名な存在感を放ちつつも、現在のアンダーグラウンド・ハウス/テクノシーンで最も信頼を置かれる アーティストのひとりである。それは、今日まで積み重ねられたダンスミュージックの多幸性を理解しながらも、繊細で新しい視点から、その可能性を更に押し広げ続ける稀有な存在だからである。
彼の洗練されたDJプレイの片鱗は、現在の所のフィジカルリリース最新作となるEP『Powerline』や、惜しくも2019年に幕を閉じたBerlin Community Radioでの人気レギュラーアワー「PLO_Radio」(アーカイヴはSoundCloudなどで楽しむ事ができる)に垣間見る事ができ、エクスペリメンタル、アンビエント、ダブ、レゲエ、ハウス、テクノ、ブレークビート、ジャングルなどなど……、ダンスミュージックに限らない、考えられるだけの音楽が、しかし、その楽曲への愛を込めて、丁寧にセットに織り込まれている。思い切ったテンポの変化も全て心地良い音波として放出する事のできるスキル、それ故に実験的な楽曲を常に恐れなく取り込む事で確立したオリジナルティに満ちたDJプレイは、フロアに立つ人々の心に鮮烈に刻みこまれ、今日のアンダーグラウンドのにポジティブな刺激を与え続け、パラダイムのシフトを誘導する特異性を持っている。
また彼が主宰する〈Acting Press〉は、2015年の発足以降、じっくりと着実に、一貫した姿勢を崩すことなく、ヨーロッパをはじめ世界中のアンダーグラウンドで活動を続け、有形文化財的な価値すら見出せるような、経年劣化にも耐え得る強靭な作品を世にリリースし続けている。〈Acting Press〉は2019年のテーマをこう掲げる、「夢が実情よりもずっと可能性を秘めた存在ならば、実情は後回しにされなくてはならない。永遠に」。
https://www.youtube.com/watch?v=DMOx_FSE1jA
イベントの詳細は以下の通り。
【大阪】
Moldive with PLO Man
Date: 2019/2/8 (Fri)
Venue: NOON+Cafe
Open/Start: 22:00
Door: ¥2000 +1Drink Fee
Line up:
PLO Man (Acting Press)
TETSUO (Tuff Disco)
KAITO + g’n’b (MOLDIVE)
[PA]
Kabamix
More info: https://jp.residentadvisor.net/events/1213650
【東京】
DANCAHOLIC feast. PLO Man
Date: 2019/2/9 (Sat)
Venue: ZERO
Open/Start: 23:00
Door: ¥2500
Line up:
PLO Man
Powder
5ive
CHIDA
Andry A.