Pioneer DJがDubset Media社と協業開始し、DJ向け録音iOSアプリケーション「DJM-REC」にDubsetへのアップロード機能を追加
2019.5.29
Pioneer DJ株式会社が、デジタル著作権管理プラットフォームの「Dubset Media Holdings, Inc.(以下、Dubset Media社)」と協業を開始し、DJ向け録音iOSアプリケーション「DJM-REC」にDubsetへのアップロード機能を追加することを発表した。
Dubset Media社は、DJミックスやリミックス楽曲のファイルを解析して使用されている楽曲を識別する「MixSCAN」という独自の技術により、アーティストやDJ、レーベル、パブリッシャーにロイヤリティを支払うプラットフォームの「MixBANK」を提供している。最先端技術(=MixSCAN)、権利管理データベース(=MixBANK)、そして使い易いダッシュボードを通じて、Dubset Media社は透明性、所有権管理、そしてシンプルさに基づいた、新しいミックスとリミックス配信と収益化の機会を生み出し、DJ/レーベル/パブリッシャー/ディストリビューターのための革新的なミュージックマーケットを提供している。
今回の機能追加により、DJ向け録音iOSアプリケーション「DJM-REC」からDubsetにDJミックスやリミックス楽曲をアップロードすると、使用した楽曲の著作権処理をDubset Media社が行い、 DJミックスやリミックス楽曲をApple MusicやSpotifyなどの音楽配信サービスに合法的に配信できるようになる。音楽配信サービスのユーザーがそのDJミックスやリミックス楽曲を再生すると、再生回数に応じた収益からロイヤリティがDJと権利者に分配される仕組みとなっている。Dubsetへのアップロード機能を使用するには、DJM-RECを最新版にアップデートする必要がある。
アップデートに関する詳細は、下記のリンクからご覧いただきたい。
https://www.pioneerdj.com/ja-jp/news/2019/djm-rec-dubset-partnership/
Pioneer DJが配信している「DJM-REC」は、簡単にDJミックスを録音でき、世界中の人に効率よくプロモーションができるDJ向け録音iOSアプリケーション。デジタルセンドリターン機能のついたDJミキサーシリーズ(※DJミキサーシリーズを最新のファームウェアにアップデートした、DJM-TOUR1、DJM-900NXS2、DJM-750MK2、DJM-450)との連携で、Mixcloud、SoundCloud、Dropboxなどのクラウドサービスにも録音したDJミックスやリミックス楽曲を簡単にアップロードできるようになっている。さらに、YouTube、Facebook Live、Periscope、Instagram、Snapchatといったライブ配信サービスを介して、DJミックスを世界中の人々にリアルタイムにプロモーションすることも可能となっている。
DJM-RECは初回30日間無料で全機能を試すことができる。試用期間終了後も有料版にアップグレードすることで、継続して利用することができる。
https://higher-frequency.com/news/pioneer-dj-app-djm-rec-release