Pioneer DJが、rekordbox djとrekordbox dvsを使ったパフォーマンスの幅を広げるサブコントローラー「DDJ-XP1」を発表
2017.9.13
Pioneer DJ株式会社が、「rekordbox™」をメジャーアップデート(ver.5.0)し、「rekordbox dj」および「rekordbox dvs」のデザイン刷新による視認性の向上を図ると同時に、「KEY SHIFT」などの新しいDJパフォーマンス機能を追加。さらに、これらのパフォーマンス機能を思い通りに操作し、より個性的なDJパフォーマンスができるDJコントローラー「DDJ-XP1」を2017年9月中旬に発売する。
近年、DJ/クラブ市場では、DJアプリケーションを使った、よりダイナミックで演奏性の高いDJパフォーマンスをしたいというニーズが高まっている。
今回Pioneer DJが発表した「DDJ-XP1」は、ターンテーブルまたはDJプレーヤーと、DJミキサーを使ったDVS(※ Digital Vinyl Systemの略。コントロールディスク[DJアプリケーションをコントロールするための専用信号が収録されたCD/レコード]の再生位置/再生速度に合わせて、PC/Mac内の音楽ファイルを再生するシステム)に追加することで、「rekordbox dj」と「rekordbox dvs」を使ったパフォーマンスの幅を広げるサブコントローラーとなっている。
従来のコントローラーとDJアプリケーションの組み合わせでは、8個までのパッドを使ったパフォーマンスしかできなかったが、今回のver.5.0アップデートにより、「HOT CUE」「PAD FX」「BEAT JUMP」「SAMPLER」「KEYBOARD」「BEAT LOOP」「KEY SHIFT」など、搭載されている全てのパッドモードにおいて、「x32 MULTI-COLOR PERFORMANCE PADS」を使ったDJパフォーマンスが可能に。今まで以上に個性的でオリジナリティのある演奏表現ができるようになっている。
「DDJ-XP1」は、各デッキに16個ずつ配置されたビートのシンク状態をコントロールするエリアと、パフォーマンスしやすいパッドを中心としたエリアが上下に分かれて配置されているので、各機能の配置を直感的に把握することができ、確実なDJパフォーマンスができる。また、ラバー塗装をした滑らない安定した堅牢なボディと、「x32 MULTI-COLOR PERFORMANCE PADS」の業界最高レベルの低レイテンシーの実現により、激しい連打などのパッドを使った思い通りのパフォーマンスができる。さらに、パッドの左右に配置したリボン状の「SLIDE FX」は、エフェクトのON/OFF状態を気にすることなく、触る/なぞるという直感的でクイックかつダイナミックなエフェクトコントロールができる。
また、今回のアップデートで「rekordbox dj」と「rekordbox dvs」はPioneer DJ社のプロフェッショナルDJ/クラブ向け2ch DJミキサー「DJM-S9」に対応。アップデートした「rekordbox dj」もしくは「rekordbox dvs」と「DJM-S9」を接続するだけで、「MAGVEL FADER PRO」を使った思い通りのスクラッチパフォーマンスや、レバーを倒すことで直感的な演奏が可能なエフェクトなどが使うことができる。
DDJ-XP1の詳細はこちらをご覧いただきたい。