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〈Rhythm Section INTL〉主宰のBradley ZeroがMarina&Grillで開催される『KEWL』のオープンエアーパーティーに登場

Photo : Nathalie Jurrens
2019.8.9

東京のパーティークルー『KEWL』が、新木場・夢の島マリーナレストラン「Marina&Grill」にてオープンエアーパーティーを10月5日（土）に開催する。ゲストには、ロンドン拠点のレーベル/パーティー〈Rhythm Section〉を主宰するBradley Zeroが登場する。

表参道VENTを拠点とする『KEWL』にとって、野外でのパーティー開催は、初の試み。2018年9月末にSoichi Terada & Shinichiro Yokotaの20年ぶりのライヴで、初回の『KEWL -Open Air-』を企画し話題になるも、台風により急遽会場をWall&Wallに変更し、それをサポートする多くのオーディエンスが詰め掛け満員となった。今回は、都心からアクセスの良く、美しいサンセットを眺めながらクオリティの高いフードとお酒が楽しめる、新木場・夢の島マリーナレストラン「Marina&Grill」を会場に、「過酷な環境で行う野外パーティーもいいが、『誰もが行きやすい』場所で開催することで、質の高い音楽との出会いの場を作りたい」という想いの詰まった、実質上初の野外パーティーを開催する。

ゲストとして出演するBradley Zeroは、ロンドンのペッカムを拠点に活動するセレクター/プロデューサー。2009年に始動した『Rhythm Section Radio』は瞬く間にクラブイベントしての形を成し、Resident Advisorなどのメディアにも取り上げられるペッカム地区を代表するイベントとなった。その活躍から、Boiler Roomの初期メンバーからの誘いを受け、当時まだ始まっていなかったBoiler Roomのコアプログラマーの1人となる。彼は他の初期メンバーと一緒に、現在の規模まで広がるBoiler Roomの基礎を作った。

2014年にBradley ZeroはAl Dobson Jr.の楽曲に出会い、心を奪われ、『Lane Vol. 1』のリリースを皮切りに自身のレーベル〈Rhythm Section INTL〉をスタート。国内外のアーティストの上質な楽曲を次々とリリースし、2015年にはGilles Peterson率いる『World Wide FM Award』にて「Label or the Year」の称号を得た。同タイミングでレーベル業に専念するするためにBoiler Roomから離れる決心をしたが、〈Rhythm Section INTL〉の勢いは国際的に広がり、Al Dobson Jr.、Henry Wu、Chaos in the CBD、FYI Chrisのキャリアをスタートするキッカケを作るレーベルとなった。

現在はレーベル以外にも、Boiler RoomやBBC Radio 1などのブロードキャスターを努めながら、DJとして世界各国でのツアーも成功させ、表舞台と裏方双方からシーンを盛り上げて続けている。純粋な音楽愛が紡ぐグルーヴは、オーディエンスの感性を心地よく刺激するだろう。

脇を固めるのは、『KEWL』のレジデントでもあるKnock、EITA、Frankie $。オープニングアクトは、Philippe Ochsnerが務める。また、生花や植物をふんだんに使ったデコレーションで都会の喧騒を忘れさせる様な会場の装飾を行うのは、フラワーコラボレーターのDAISUKE SHIMURA。アートワークは、サンフランシスコ在住のアーティストAkari Uragamiが担当。さらにサウンドシステムには、国産の〈Taguchi〉を導入する。

またチケットは前売り限定250枚となり、売り切れた場合は当日券の販売はしない予定とのこと。50枚限定の早割チケットは8月13日（水）より、Resident Advisor限定にて発売予定。一般発売はResident AdvisorとLivepocketにて8月21日（水）より発売する。

イベントの詳細は以下の通り。

KEWL – Open Air –

KEWL open air