Boiler Roomによる日本のアンダーグラウンドシーンをフィーチャーしたパーティーが渋谷Contactと名古屋城天守閣前にて開催
2019.9.26
Boiler Roomがアジア各国の中核的な音楽スポットをフィーチャーした10日間以上のツアーを10月に敢行する。
Boiler Roomは今回開催するアジアツアーを通じて、クラブスペースや文化的空間そしてフェスティバルを渡り歩き、アジアのアンダーグラウンドシーンにおける中心的プログラムや、重要人物を紹介するという。そして、そのスタート地点には日本が選ばれた。ツアーのスタートとなる10月4日(金)は東京・渋谷Contact、10月12日(土)は愛知・名古屋の名古屋城天守閣前にてイベントを開催する。両ショウケース共に、Boiler Roomが日本で開催される際にはコラボレーションを行なってきたDOMMUNEと共にコラボ配信/収録が行われる予定となっている。
長きに渡る歴史と共に、グローバル/ローカル両者の前衛的アーティストをピックアップしてきた東京・渋谷Contactでのプログラムには、国内外から5組がラインナップ。
1996年にデビューして以来、ダークでハードなスタイルから、オーガニックでパーカッシブなグルーヴまで、多種多様なテクノを探求してきたプロデューサー/DJ、Oliver Hoが2014年から始動したインダストリアルテクノ・プロジェクトBroken English Clubが登場。2019年は〈L.I.E.S.〉から三部作LPの第2弾となる『White Rats II』をリリースし、ますます実験的でヘヴィなサウンドに磨きがかかった中で、最新のライヴセットを披露する。
そして、ベルリンを拠点に活躍する人気テクノデュオCassegrainの片割れとして知られるAlex Tsiridisによるソロプロジェクト、Rhywが初来日。Cassegrainとして相方のMagna Piaと共にレーベル〈Arcing Seas〉を、さらにLA拠点のプロデューサー/DJ、Mor Elianとはレーベル〈Fever AM〉を運営しており、テクノ〜レフトフィールド・ベースに跨る独自のプロダクションを模索し続けている要注目アーティストである。
国内からは、2000年代の日本のテクノシーンを切り拓いてきた、ローカルが世界に誇るテクノ・プロデューサー/DJで、〈The Bunker NY〉や〈Midgar〉から数々の快作を発表し続けているWata Igarashi。
ブリストルのレーベル〈Bokeh Versions〉からのEPやNoods Radioでのレギュラープログラム、〈UNDERCOVER〉A/W2019のショーミュージックを担当しパリコレのデビューするなど世界への躍進を続ける東京拠点のDJ/プロデューサー、Mars89。
東京拠点の気鋭パーティー『解体新書』の主催/レジデントDJであり、ジャーナリストとしてのバックグラウンドを活かしたスタイルで、昨今は韓国や台湾などアジアでもプレイの場を拡げつつあるRomy Mats。
そして名古屋初上陸を果たし、名古屋城天守閣前にて開催されるプログラムには、名古屋DNAのライヴアーティストとDJがラインナップしている。
〈Orange Milk〉よりデビューし、常識に囚われない独自性溢れる音楽性が注目を集め、2018年9月には〈Sun Ark / Drag City〉からLP『ARU OTOKONO DENSETSU』、さらに11月にはNYの〈Palto Flats〉からEP『Moriyama』を立て続けにリリース。2019年3月には再び〈Mad Decent〉からEP『ODOODO』をリリースするなど、話題を絶やさないプロデューサー、食品まつりa.k.a foodman。
これまでに名古屋や東京に拠点を移しながら現在は岩手県・盛岡で活動し、ダブやトラップ、実験音楽などをミックスした独自の音楽性で知られ2016年には〈Bokeh Versions〉からMC Aとのアルバム『All Over There』を発表し、Noods Radioのレジデントプログラムを持つなどブリストルとの繋がりも持つAquadab。
ペルーはリマ出身で、現在は名古屋を拠点にライヴ活動を行いながら、2012年からは〈AUN Mute〉を設立し、CampanellaやNero Imaiなどラッパーへのトラック提供、イギリスの大型フェス『Bloc』が主宰したドキュメンタリーフィルムに楽曲を提供、未来科学館で行われたインスタレーション『INSIDE』のサウンドを担当するなど多岐に渡る活動を経て、2018年にLPを発表したFree Babyronia。
ヒップホップを軸に、ダブテクノやソウル、ジャズなど他に類を見ない先鋭的なスタイルで、インスタレーションのサウンドデザインから、折坂悠太やCampanella、C.O.S.A. x Kid Fresinoなどのトラック提供など、ジャンルを超えた制作活動を展開し、2019年は〈AUN Mute〉からミニアルバム『sabo』をリリースしたプロデューサー、Ramza。
愛知は知立出身で、〈SUMMIT〉やMdM Crewの一員であり、盟友Kid Fresinoとのコラボアルバム、前述のRamza、Gradis NiceやArμ-2との共作でも話題を集めながら、何よりも圧倒的なライブ力と人々の胸を打つリリシズムで数多の人々を虜にし、ソロアーティストとしても他のシーンからも称賛されるラッパー、C.O.S.A.。
90年代のファンクネスを含んだテックハウスライクなトラックを、フレッシュかつウィットを効かせてパフォーマンスするShibaとMasaのライヴユニットで、名古屋の著名クラブのClub Magoではロングランパーティー『fucksleep』を開催しているShibamasa。
東京と名古屋のアンダーグラウンドシーンを支える重要人物たちのパフォーマンスをお見逃しなく。
両イベントの詳細は以下の通り。
Boiler Room Tokyo: Contact
Date: 2019/10/4 (Fri)
Venue: Contact Tokyo
Open/Start: 21:00
Under 23: ¥1000
ADV | GH S Members: ¥2500
Door: ¥3500
ADV ticket outlets:
e+ / Resident Advisor / clubberia / iFLYER
Line up:
[Studio X]
Broken English Club (Jealous God | Cititrax | UK) -Live
Rhyw (Arcing Seas | Fever AM | Germany)
Wata Igarashi (Midgar | The Bunker NY)
Mars89
Romy Mats (解体新書)
[Contact: – Eclipse – ]
Asusu (Impasse | Livity Sound)
Torei
mew
Bugoctet (Eclipse)
Riku (FLATTOP | Eclipse)
Barrell (Eclipse)
More info: Contact
http://www.contacttokyo.com
東京都渋谷区道玄坂2-10-12 新大宗ビル4号館地下2階
Tel: 03-6427-8107
You must be 20 and over with ID.
※Contactは会員制となっております。ご来場の皆様に登録をお願いしております。
BOILER ROOM NAGOYA
Date: 2019/10/12 (Sat)
Venue: 名古屋城 天守閣前
Open/Start: 17:00 / 17:30 (東門チケット売り場よりご入場ください。)
ADV: ¥3000(入館料込み)
Door: ¥4000(入館料込み)
ADV ticket outlets: https://boilerroom-nagoya.peatix.com
Line up:
AQUADAB
C.O.S.A.
FREE BABYRONIA
RAMZA
SHIBAMASA
食品まつり A.K.A. FOODMAN
and more…
BOILER ROOM JAPAN satellite works by DOMMUNE
More info: http://socialtower.jp/boilerroom2019/
contact: info.darkroombar@gmail.com
主催: AUN Mute、unlike.、名古屋城
協力: DOMMUNE 、SOCIAL CASTLE MARKET、Otai Record
Special Thanks: Goodweather