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WXAXRXP SESSIONS

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Aphex Twin、Boards of Canada、LFOなど10組の貴重音源を12インチ化した『WXAXRXP SESSIONS』が11月にリリース

  • 2019.9.19

2019年で設立30周年を迎えるUKの名門〈Warp〉が、その偉大なる歴史を祝した30周年記念12インチ作品シリーズ『WXAXRXP SESSIONS』を11月14日にリリースする。

 

『WXAXRXP Sessions』は、BBCの伝説的DJとして知られるJohn Peelの番組『Peel sessions』で放送されたスタジオ・セッション音源や、30周年特別企画のひとつとして〈Warp〉が「NTS Radio」とコラボレートし、100時間以上に渡って貴重な音源をオンエアするという前代未聞のオンライン音楽フェス『WXAXRXP』で放送された貴重な音源などを収録した12インチ作品シリーズとなっている。発表に合わせて、これまで当時の放送でしか聴くことのできなかったBoards Of Canadaの超貴重音源“XYZ”がYouTubeにて公式に公開された。

 

[ Info update 2019/9/30 ]

Bibioが、『WXAXRXP SESSIONS』に収録される、ブレイクのきっかけとなったアルバム『Ambivalence Avenue』(2009) に収録されている名曲“Lovers Carvings”をミニマルで美しいアコースティック・スタイルで再表現した新ヴァージョンをストリーミングにて公開した。

 

[ Info update 2019/10/10 ]

Mount Kimbieが、『WXAXRXP SESSIONS』に収録される“You Look Certain (I’m Not So Sure) (WXAXRXP Session)”を公開した。本楽曲は、2017年発表のアルバム『Love What Remains』収録曲で、前述のオンライン音楽フェス『WXAXRXP』で放送された貴重セッション音源となっている。このセッションでは、Mount Kimbieの友人であるMicachuが参加し、StereolabのAndy Ramsayのスタジオにて収録が行われたという。

 

[ Info update 2019/10/23 ]

Seefeelが、『WXAXRXP SESSIONS』に収録される“Rough For Radio”を公開した。本楽曲は、デモ音源を気に入ったJohn Peelに招かれ、1994年に出演したBBCの伝説の番組『Peel Session』で披露された貴重な音源をレコーディングしたもので、その後バンドは〈Warp〉からEP作品をリリースし、翌1995年に〈Warp〉からアルバム『Succour』をリリースする契機になった楽曲でもある。

 

 

 

 

全10作品、各セッションの詳細は以下の通り。

 

Aphex Twin

『Peel Session 2』

放送: 1995/4/10

Aphex Twinが披露した2つのラジオ・セッションのうちのひとつ。全てが当時のオリジナル音源で、披露された全音源がそのまま収録されている。アナログ盤でリリースされるのは今回が初めて。

 

Bibio

『WXAXRXP Session』

放送: 2019/6/21

Bibiboが、ブレイクのきっかけとなったアルバム『Ambivalence Avenue』に収録された3曲と、2016年の『A Mineral Love』収録の1曲を、ミニマルで美しいアコースティック・スタイルで再表現した4曲を収録。『WXAXRXP x NTS』の放送用にレコーディングされたもの。

 

Boards of Canada

『Peel Session』

放送: 1998/7/21

Boards of Canadaによる唯一のラジオ・セッションが、オリジナルの放送以来初めて完全版で収録。これまで当時の放送でしか聴くことのできなかった貴重な音源“XYZ”が発表に際して公開された。

 

Flying Lotus Presents INFINITY “Infinitum”

Maida Vale Session

放送: 2010/8/19

Flying Lotusの出世作『Cosmogramma』リリース当時、『Maida Vale Session』にて披露されたライヴ・セッション音源。Thundercat、Miguel Atwood-Ferguson、そして従兄弟のRavi Coltraneらによる生演奏。ここ以外では聴くことのできない楽曲“Golden Axe”が収録されている。

 

Kelly Moran

『WXAXRXP Session』

放送: – / – / –

今回の『WXAXRXP Sessions』用にレコーディングされ、唯一過去放送もされていない超貴重音源。

 

LFO

『Peel Session』

放送: 1990/10/20

デビューシングルを〈Warp〉からリリース直後に『Peel Session』に出演した際のパフォーマンスで、長年入手困難かつ、ここでしか聴くことのできない音源を収録。

 

Mount Kimbie

『WXAXRXP Session』

放送: 2019/6/21

『WXAXRXP x NTS』企画で初披露されたパフォーマンスで、Mount Kimbieがライヴを重ねる中で、どのように楽曲を進化させていくのかがわかるセッション音源。Mica Leviもゲスト参加している。

 

Oneohtrix Point Never

『KCRW Session』

放送: 2018/10/23

Oneohtrix Point Neverが率いるバンド、Myriad Ensembleが『KCRW session』で披露したスタジオ・セッションから4曲を収録。OPN以外のメンバーは、Kelly Moran、Eli Keszler、Aaron David Ross。

 

Plaid

『Peel Session 2』

放送: 1999/5/8

Plaidが『Peel Session』に出演した際に披露したパフォーマンスを収録。『Rest Proof Clockwork』リリース当時のオリジナル音源で、ライヴで高い人気を誇る“Elide”も含まれる。

 

Seefeel

『Peel Session』

放送: 1994/5/27

アルバム『Succour』リリース当時に『Peel Session』で披露されたセッション音源。ここ以外では聴くことのできない“Rough For Radio”と“Phazemaze”も収録。

 

また、全10作品をまとめ、ポスターやステッカーも同梱したボックスセットも同時発売される。

 

 

先鋭的アーティストを数多く輩出し、クリエイティヴかつ衝撃的なMVやアートワークの分野においても、音楽史に計り知れない功績を刻み続けて30周年を迎えた〈Warp〉の貴重音源をお見逃しなく。

  • 9/10
  • 2/1 追加
  • 9/10
  • 2/1 追加

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