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FKA Twigsとの帯同ツアー、KENZOへの音楽提供を行ってきたVisionistが11月に来日

2015.10.22

6月に日本初のレーベルショーケースを行った〈PAN〉より、現代グライムの旗手、FKA Twigsとの帯同ツアー、〈KENZO〉や〈Acne Studios〉といったブランドの音楽も手がけ、ファッションまでも巻き込む気鋭がUKサウンドシステムカルチャーを拡張する、ロンドンの Visionistがリリースしたばかりのデビューアルバム『Safe』を携えて11月に来日することが決定した。

サウス・ロンドン生まれのルイス・カーネルによるソロ・プロジェクトであるVisionistは、ここ数年でUKを中心に再興する00年代前半にダブステップと共に現れたラップ・カルチャー、ロンドン発祥のグライムを再構築しながら、UKの電子音楽やクラブ・ミュージックに根付くUKサウンドシステム・カルチャーを拡張と、最新作『Safe』では脱構築を試み、グライムを彫刻のように掘り込みアブストラクトな音像を浮かび上がらせたアート・ピースのようなトラックは、クラブや音楽シーンを飛び出しファッションまでも巻き込み話題を集めている。ブリストルとロンドンを中心に新たなる時代を迎えたUK サウンドシステム・カルチャーの前人未踏の領域へと踏み込むフロンティア、Visionistの話題のライヴがついに東京で実現する。

国内アクトには、実験的なベース・ミュージックを展開し、ヨーロッパ・ツアーも精力的に行う唯一無二の音像を築き上げるENA、“ウェイトレス・グライム (無重力グライム)”と称されるブライトンのプロデューサーMumdanceのトラックで痛快なラップを披露した話題沸騰中のガールズ・ラップユニットの嫁入りランド、様々なシーンを媒介し国内外を駆け巡る神出鬼没の電子作家である食品まつり a.k.a foodman、国内グライムを代表するPrettybwoyとMC Pakin、VJは『〈PAN〉 Japan Showcase』にも出演したデザイナー／映像作家Shun Ishizuka、都内を中心に活動するVOIDクルー、Mr. James、asyl cahier、JR ChaparroといったロンドンやNYにも滞在していたインターナショナルなDJが名を連ねる。そして、Visionistを始め、Rabit、 Slackkといったグライムの先鋭たちをいち早くピックアップし、リリースしてきた越境電子レーベル〈Diskotopia〉からは、東京を拠点とする A Taut LineとBD1982が登場する。〈Diskotopia〉と共に今回のサンデー・アフタヌーン・パーティーを主催するのは、矢継ぎ早に新鋭を送り込む同じく東京の流通件レーベル/PRメデイアの〈melting bot〉だ。

またVisionistは、11月13日（金）には、ARCにて行われる『Icy Tears Vol.3』に登場し、1-Drinkやブランド〈PHIRE WIRE〉のKIRI、イラストレーターであるWill Sweeneyと共演する。

イベントの詳細は以下の通り。

visionist japan tour 2015 tokyo