Tommy Holohanがハードコアの多幸感に焦点を当てた新作EP『Skull Crushing Techniques Vol.2』を11月末に〈Haven〉からリリース
2019.11.7
アイルランドはダブリンを拠点とする新鋭プロデューサー/DJ、Tommy Holohanが3作目となるソロEP『Skull Crushing Techniques Vol.2』を11月22日に〈Haven〉からリリースする。
2019年の『Sónar』でのDax JとBlawanのB2Bセットや、『Soenda Festival』でのRandomerとAnethaのB2Bセットのように、90’sレイヴ〜ハードスタイルのテクノが国際的に再燃し、Special RequestやMall Grabなど、様々なプロデューサー/DJたちも音楽的な傾倒を見せる中で、アイルランド・ダブリンから驚くべき速度で追い上げを見せる新星、Tommy Holohan。地元でパーティー/コレクティヴ『Techno & Cans』のレジデントDJとして活動し、2017年からは盟友のCasper Hastingsと共にレーベル〈Rave Selekts〉を主宰している。設立と共に発表した『RVE 001』は彼にとって初作ながら、レイヴ〜テクノ〜ブレークビーツ〜メロディックなアンビエントに至るまでの驚くべき表現力の高さから『Resident Advisor』や『DJ Mag』などでピックアップされ、現在の注目度に至るひとつの突破口となった。
KeepsakesとJaded Nineties Raverが運営するレーベル〈Haven〉の7作目としてリリースされるTommy Holohanの最新EP『Skull Crushing Techniques Vol.2』は、2018年に同レーベルからリリースされたEP『Skull Crushing Techniques』の第二弾。レーベルによると、「ハードコアの多幸感に焦点を当てた若手プロデューサーのサウンドの新たな転換を表している」作品となっているという。
『Skull Crushing Techniques Vol.2』は、ザラついたTV音声のサンプリング、持ち前のドラムパッド・スキル、古きハードコアにインスパイアされたメロディーのループによる没入感と多幸感などを組み合わせたハードコアテクノから、『Inverted Audio』でプレミア公開された高揚感のある陽気なジャングルトラック“Father”、荘厳なアンビエントまでを果敢に凝縮した意欲作。前作の衝撃に続く、レイヴ・リヴァイバルが未だに渦巻くシーンにおける快作と言えるだろう。
Tommy Holohanの新作EP『Skull Crushing Techniques Vol.2』の詳細は以下の通り。
Tommy Holohan
『Skull Crushing Techniques Vol.2』
Release date: 2019/11/22
Label: Haven
Cat no.: HVN007
Formats: Vinyl 12″ / Digital
Order here: https://havenakl.bandcamp.com/album/skull-crushing-techniques-vol-2-hvn007
Tracklist:
A1 / 1. Unedeuxtrois
A2 / 2. Fear What You Don’t Understand
B1 / 3. Trancegression
B2 / 4. Father
B3 / 5. Mega.D