Thom Yorkeが新作アルバム『ANIMA』を6月にリリース、映画監督Paul Thomas Andersonによる同名の短編映画もNetflixで公開
2019.6.21
Thom Yorkeがオーディオヴィジュアル・ライヴから着想を得て制作した新作アルバム『ANIMA』のリリースを発表した。6月27日の午前8時1分よりダウンロードとストリーミングで配信が開始され、同日には映画監督Paul Thomas Andersonによる同名の短編映画もNetflixで限定公開される。
新作『ANIMA』は全曲Thom Yorkeが作曲を手掛けており、長年RadioheadやThom Yorkeの作品に携わってきたNigel Godrichが今作でもプロデューサーを務めている。Thom Yorkeが「このレコードの制作過程はライヴショウから生まれた」と明言する本作は、かつてのスタジオワークから、今やステージでも良き相方となったThomとNigelの2人が、オーディオヴィジュアル作家/プログラマーのTarik Barriと共にAtoms For Peaceの『Amok』以降に展開し成長させてきたオーディオヴィジュアルのライヴに端を発した制作プロセスを経て完成したという。
その他にRadioheadのドラマー/マルチ・パーカッショニストのPhil Selwayや、Atoms For PeaceのドラマーJoey Waronkerも参加している。Nigel Godrich同様に、RadioheadやThom Yorkeの作品でお馴染みの芸術家Stanley DonwoodとDr. Tchock(aka Thom Yorke)による美しい鉛筆画によるアートワークが添えられている。
『ANIMA』は、6月27日午前8時1分にダウンロードとストリーミングで配信開始となり、フィジカルリリースとしては、高音質仕様の日本国内盤CDが世界に先駆けて7月17日にリリースされる。配信開始と同日の16時には、『ANIMA』の収録曲3曲が使用されている“ワンリーラー(one-reeler)=フィルム1巻き分の12分に満たない短編映画”がNetflix限定で公開される。ディレクターは、世界三大映画祭(ベネチア、カンヌ、ベルリン)の監督賞を全て受賞しているPaul Thomas Andersonが手掛けている。 代表作には『マグノリア(原題: Magnolia)』や『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(原題: There Will Be Blood)』などが挙げられ、最新作『ファントム・スレッド(原題: Phantom Thread)』も各所で話題を呼んでいる。
国内盤CDには歌詞対訳と解説書、3枚の限定アートカードが封入。ヴァイナル・ヴァージョンには、ボーナストラックを1曲収録し、通常の2枚組ブラック・ヴァイナルと、限定の2枚組オレンジ・カラーヴァイナルでリリースされる。
Thom Yorkeの新作アルバム『ANIMA』の詳細は以下の通り。
Thom Yorke
『ANIMA』
Release date: 2019/7/17 (Wed) and 7/19 (Fri)
Label: XL Recordings / BEAT RECORDS
Format / Cat no. / Price:
国内盤CD / XL987CDJP / ¥2500 +tax
輸入盤CD / XL987CD / ¥OPEN
輸入盤2LP / XL987LP / ¥Open
限定輸入盤2LP / XL987LPE /¥Open
Tracklist:
[CD]
1. Traffic
2. Last I heard (…He Was Circling the Drain)
3. Twist
4. Dawn Chorus
5. I Am a Very Rude Person
6. Not the News
7. The Axe
8. Impossible Knots
9. Runwayaway
[LP]
A. Traffic / Last I heard (…He Was Circling the Drain)
B. Twist / Dawn Chorus
C. I Am a Very Rude Person / Not the News / The Axe
D. Impossible Knots / Runwayaway / Ladies & Gentlemen, Thank You for Coming (Bonus)
More info: BEATINK.COM