Theo ParrishとMarcellus PittmanによるB2Bでのオープン・トゥ・ラスト・セットが11月に日本初披露
2018.9.21
デトロイトの至宝Theo Parrishと、3 Chairsの若頭であり、自身のレーベル〈Unirhythm〉を主宰するMarcellus PittmanによるB2Bでのオープンラストセットが、11月に東京Contactと大阪NOON+CAFEで開催される。
〈Sound Signature〉からリリースされた『Essential Selections』を経て、3ChairsやT.O.M Projectに参加する、Theo ParrishとMarcellus Pittman。お互いの音楽性の良き理解者である2人によるB2Bは、互いの選曲やミックスを刺激し合うセッションになるだろう。これまでに『Dekmantel』やロンドンのCorsica Studioでは実験されているが、ここ日本では初お披露目となる貴重なセットをお見逃しなく。
また、9月21日の17時より100枚限定早割券(¥2500)の販売が開始となるのでお買い求めはお早めに(前売り取扱い ※限定100枚早割券: e+, RA, clubberia, iflyer)。
デトロイトに拠点をおくアーティスト、Theo ParrishはワシントンDCに生まれ、年少期をシカゴで育つ。またその後カンザスシティーにて過ごし、Kansas City Art Instituteでは「Sound Sculpture(音の彫刻)」を専攻していた。1994年にデトロイトに移住し、1997年にはレ-ベル〈Sound Signature〉を立ち上げ、常に新しい発想と自由な表現で自身の作品のみならず、Omar S、Leron Carson、Dego&Kaidi、GE-OLOGY、Specter、Jay Daniel、Byron The Aquariusなどのアーティストを巻き込み、次々に作品を世に送り出してきた。2013年には〈Sound Signature〉のシスターレーベル〈Wildheart Recordings〉を始動し、いわゆるダンスミュージックではない、クラブの枠を超えたレフトフィールドな作品もリリースしている。
2014年には、5thアルバム『American Intelligence』をリリース。ロンドンのクラブPlastic Peopleでの月1回のレギュラーを終え、現在デトロイトでのローカルパーティー『Music Gallery Detroit』を年2〜3回のペースで開催している。2016年にはレーベルコンピレーションCD『Sound Signature Presents: These Songs That Should’ve Been Out On Wax By Now – Part 1&2』がリリースされている。ここ数年は、Amp FidlerやWaajeed、Paul Randolphなどを招いたコラボレーションシリーズ『Gentrified Love』を発表し続けており、2018年には『Gentrified Love Part 4』がリリースされた。また、2018年は1月にTheo Pariish流のアフリカン・ハウスミュージックとも感じられるEP『Preacher’s Comin』をリリースしている。
一方の、Marcellus Pittmanは、デトロイトに生まれ育ち、自身の作品をリリースする〈Unirhythm〉を主宰している。10代初めにはローカルのラジオステーション「WJZZ」の熱心なリスナーになり多くを学び、Larry “Doc” Elliott や “the Rose” Rosetta Hinesの番組を聞いていたという。ディスコがフェードアウトし、よりプログレッシヴな音楽が出始めた頃(当時デトロイトではハウスやテクノ、またそのプロトタイプ的なものは“Progressive”と呼ばれていた)、The Wizardと名乗っていたJeff MillsやElectrifying Mojoがラジオ電波上で新しいアーティストをプッシュし続け、世界中からの音楽をリスナーに提供しており、ヒップホップ、エレクトロ、テクノ、ハウス、ディスコをミックスするそのフリーなスタイルにMarcellusは大きく影響されたという。「Home Grown」というヒップホップグループでトラックメイカーとして活動していたが、Theo Parrishに出会い、『Essential Selections』のVol.1と2を〈Sound Signature〉からリリースすると、Rick Wilhite、Kenny Dixon Jr. aka Moodymann、Theo Parrishで構成されていた「3Chairs」に、4番目のメンバーとしてDJツアーやプロダクションに参加するようになった。
また、“T”heo Parrish、“O”mar S、“M”arcellus Pittmanのプロジェクト「T.O.M Project」にも参加し、Omar Sのレーベル〈FXHE〉からはM.Pittman名義で『M.Pittman EP』と『#2』をリリースしている。また、デトロイトの新興レーベル/ディストリビューター〈FIT〉からリリースされたM.Pittman名義での12インチヴァイナル『Erase The Pain』は、某大御所DJ達の間でカルト的賞賛を得た。その腕は多くの信頼を得ており、Hungry Ghost、Ackin’、Madteo、Nina Kraviz、Erika、Motor City Drum Ensemble、Funkadelicらにリミックスを提供している。
Theo ParrishとMarcellus PittmanによるB2Bが日本で披露されるのは初。貴重なセットをお見逃し無く。
イベントの詳細は以下の通り。
Theo Parrish & Marcellus Pittman 2018
【東京】
Date: 2018/11/10 (Sat)
Venue: Contact
Open: 22:00
Before 23:00 / Under 23 / Early Bird 100 limited: ¥2500
GH S Member: ¥2800
ADV: ¥3000
with flyer: ¥3300
Door: ¥3800
Line up:
Theo Parrish & Marcellus Pittman -B2B Open to Close set
More info: Contact
http://www.contacttokyo.com
東京都渋谷区道玄坂2-10-12 新大宗ビル4号館地下2階
Tel: 03-6427-8107
You must be 20 and over with ID.
※Contactは会員制となっております。ご来場の皆様に登録をお願いしております。
【大阪】
Date: 2018/11/9 (Fri)
Venue: NOON
Open/Start: 22:00
ADV: ¥3000 (+1Drink)
[ADV ticket outlet: RA, e+, lawson(52884), newtone, Root Down, Jet Set]
Door: ¥3500yen (+1Drink)
Line up:
Theo Parrish & Marcellus Pittman (open to last)
PA: Kabamix
More info: http://noon-cafe.com/event/theo-parrish-marcellus-pittman/