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The Cinematic Orchestraが12年振りの最新スタジオアルバム『To Believe』を3月15日にリリース

2019.1.16

その名の通り、映画的で壮大なサウンドスケープを繰り広げるThe Cinematic Orchestraが、実に12年振りとなる最新スタジオアルバム『To Believe』を3月15日にリリースし、翌4月には東京と大阪で初のホールコンサートツアーを行うことを発表した。

12年振りの最新スタジオアルバム『To Believe』の発表に合わせて、17年振りにRoots Manuvaをフィーチャーした新曲“A Caged Bird/Imitations of Life”が公開された。

本アルバムに先駆けて2016年にリリースされた表題曲“To Believe”では、先日発表されたJames Blakeの新作『Assume Form』へ参加していることが話題となっているシンガーのMoses Sumneyをフィーチャー。その憂いを帯びた歌声を繊細なストリングスが彩っている楽曲となっており、本作のストリングスを手掛けたのは、Flying LotusやKamasi Washingtonなどの作品を手掛けてきたLAシーンのキーパーソン、Miguel Atwood-Ferguson。Miguelの他にも、TCOのサポートメンバーとしても活躍してきたDorian Concept、ThundercatのバンドメンバーDennis Hammなど、いま注目を集めている〈Brainfeeder〉関係のアーティストが参加しているのも見逃せない。

さらにGilles Petersonが絶賛するロンドンの女性シンガーTawiahを始め、Grey ReverendやHeidi Vogelsといった、TCO作品に欠かせないシンガーたちも参加。ミックス・エンジニアには、Adele、David Bowie、U2、Beck、Frank Oceanといった錚々たるアーティストたちの作品を手掛け、グラミー賞も受賞している屈指の名エンジニア、Tom Elmhirstを起用。アートワークは、The Designers Republic™️が手がけている。賞賛を集めた2007年リリースの前作『Ma Fleur』の世界をさらに深化させ、透徹した美意識に貫かれた本作は、今年でデビュー20周年を迎えた彼らの集大成ともいえる傑作となっている。

待望の新作『To Believe』は、3月15日（金）に世界同時リリース。初回生産盤はスリーヴケース付きで、国内盤CDにはボーナストラック“The King’s Magicians”が追加収録され、歌詞対訳と解説書が封入される。またスペシャル・フォーマットとして数量限定のオリジナル・トートバッグ付セットの販売も決定している。iTunes Storeでは『Mastered for iTunes』フォーマットでマスタリングされた高音質音源での配信となり、今アルバムを予約すると、公開中の“To Believe”と“A Caged Bird/Imitations of Life”の2曲がいち早くダウンロードできる（詳細は末尾に掲載）。

待望の新作を提げての来日公演は、4月18日の大阪会場がサンケイホールブリーゼ、4月19日の東京会場が昭和女子大学人見記念講堂での開催となり、初となるホールコンサートツアー（全席指定）となる。2012年に開催された『SonarSound Tokyo』を感動的に締めくくった忘れ難きパフォーマンスから7年半振り、そして単独公演としては、2008年以来11年振りの来日公演がとなる（大阪公演は実に2002年以来17年振り）。ジャジーで、ソウルフルで、流麗で、エモーショナルで、スリリングなアンサンブル。心を揺さぶる珠玉の音楽が、会場を大きな感動に包み込む完売必至のコンサート。最速先行チケットの受付は、1月18日（金）正午からとなっている。

全詳細は以下の通り。

The Cinematic Orchestra

『To Believe』

The Cinematic Orchestra - To Believe