Tasho Ishi(aka BRF)がLorenzo Senni主宰レーベル〈Presto!?〉からアルバム『Dentsu2060』をリリース
2019.6.26
日本人コンポーザーのBRFがTasho Ishi名義で、イタリアの先鋭的電子音楽レーベル〈Presto!?〉からフルアルバム『Dentsu2060』をリリースする。2019年6月21日よりデジタル配信が開始となり、夏頃にはLPでリリースされる予定となっている。
BRFことTasho Ishiは、東京を代表するファッションブランド〈TOGA〉のランウェイミュージックの作曲、UKの気鋭デザイナーWill Bankheadが主宰する〈The Trilogy Tapes〉のブログにも取り上げられたEP『BRF-KU』、ネットで暗躍する集団〈BACON〉のイメージ音楽などを手掛けたことで知られる。またイメージコンサルタント、広告評論家としての側面を持ち、大手コーポレートのミッション系BGMなども手掛けている。
Lorenzo Senniが主宰する〈Presto!?〉からリリースされる『Dentsu2060』は、2020年の東京オリンピックのセレモニーもしくは、イルミネーション輝くトレンディドラマのサウンドトラックを彷彿させる、虚飾を纏う都市の情景を写実的に描いた怪作。来たるべくオリンピックイヤー2020年に向けた、限りなく壮大な世界観を夢想する電子音楽が9曲収録されている。
プレスリリースにて「ヴァンゲリス、川井憲次、芸能山城組の現代解釈。広告や建築物が主役の街・東京によって無意識に作らされた音楽」と記されたサウンドは、ニューエイジやアンビエント、サウンドトラックなどのジャンルでは括りきれない、アルバムを通して聴くことによって浮かび上がる感動系組曲となっている。その全貌について、「当てはまるジャンルがない故に『Illumination Synthesis、Tinder Concrete、Erectile Dysfunction Funk、DIY EDM、Romantic grunge、LUX Filed recording』と形容すればいいのだろうか。聴き手によって受け取り方の違う、今までにない手触りを体感してほしい。まるで批評家を試すかのようなアルバムだ」とも説明が添えられている。
そして、Tasho Ishi本人によるアルバム・コンセプト及び楽曲解説も明らかになっている。
東京の建物、ファッション、イルミネーション、広告。
表題曲“Dentsu2060”の後半部の演奏は、武満徹「
“Satoshi Nakamoto”は、中国深圳のドキュメンタリー、サトシ・
“I Always Still Yakuza”は、パークハイアット新宿52階で録音された「
“Children of Bodom”は、
“Window of Honey Trap”は、Tinder Concreteのレガシーである。
“Chase The Rainbow Bridge”は、
– Tasho Ishi
Tasho Ishiのフルアルバム『Dentsu2060』の詳細は以下の通り。
Tasho Ishi
『Dentsu2060』
Release date: 2019/6/21
Label: Presto!?
Cat no.: P!?033
Formats: Digital / LP
Order here: https://prestorecords.bandcamp.com/album/dentsu2060
Tracklist:
1.Dentsu2060
2.Birdland
3.Windcoat
.Satoshi Nakamoto
5.I Always Still Yakuza
6.Children of Bodom
7.Toshi
8.Window of Honey Trap
9.Chase The Rainbow Bridge