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Radio Slave主宰の〈Rekids〉10周年を記念したジャパンツアーが12月末に開催

2016.12.20

世界トップのフィメールDJのNina Kravizをはじめ、Mr.GやPeggy Gouら人気アーティストを擁するレーベル〈Rekids〉の10周年を記念して、主宰のMatt EdwardsことRadio Slaveが12月末に来日ツアーを行う。

1992年にロンドンのMilk Barでキャリアをスタートさせ、ヨーロッパ各国の名門クラブのレジデントを経て、現在ベルリンを拠点に活動しているDJ/プロデューサーMatt EdwardsことRadio Slave。彼は、Joel MartinとのQuiet Villageや、Sea Devils、Rekid、The Machineなど様々な名義を使い分け、アンビエントからジャズ、サイケデリック、ネオバレアリック、ニューディスコ、トライバル、テックハウス、ミニマル、テクノまで、実に幅広いアウトプットで世界中の音楽ファンを魅了し続けている鬼才である。彼が主宰している今年10周年のマイルストーンを迎えたハウス/テクノ・シーンのリーディングレーベル〈Rekids〉からは、“My Bleep”、“Bell Clap Dance”、そして彼の名声を決定づけた『No Sleep』シリーズなどのスマッシュヒットを放ち、“Grindhouse”は全世界で1万枚以上をセールスしている。

さらに、〈R&S〉、〈Running Back〉、〈Innervisions〉、〈Ostgut Ton〉といった名門レーベルからも数々の傑作をリリースし、『Best Of British Awards』で「ベスト・ブリティッシュ・プロデューサー」を受賞する実績を残している。また、Armand Van HeldenやSlam、UNKLE、DJ Hell、Josh Wink、DJ Sneakらの数多のリミックスも手掛けており、『DJ Mag』では「世界で最も偉大なリミキサーの1人」と称えられている。近年も活躍目覚しく、2014年には、UKのベース&テクノ系レーベル〈Nonplus〉からリリースした、『No Sleep』シリーズの流れをくんだソリッドなミニマルテクノ“Don’t Stop No Sleep”が『IDMA』の「ベスト・テックハウス/テクノ・トラック」にノミネートされ、同年を代表する1曲となった。2015年は、『Traxsource』の「トップ100・テクノ・アーティスト」の3位にランクイン、『Resident Advisor』では「年間最も多くチャートインしたアーティスト」の1位を獲得。彼のプロダクションが真に世界で評価されていることを知らしめた。

今年は〈Rekids〉の10周年のメモリアルEP 『Vision』を発表しており、盟友Marcel DettmannやRødhådらがリミックス参加したこのキラートラックを含むEPは、目下世界のトップDJたちがこぞってスピンしている。(※RødhådバージョンのMVは日本のヴィジュアルアートデザインチームRealRockDesignが担当している)

これまでも日本ではWOMBやageHaはもちろん、『WIRE』、『TAICOCLUB』、『Rainbow Disco Club』などのフェスにも数多く出演してきた。今回のツアーでは、12月25日（日）に江の島OPPA-LAで開催されるサンセットパーティーにMatt Edwards名義で出演し、オープンからクローズまで7時間の超ロングセットを披露。12月28日（水）には、WOMBリニューアル後としては初開催となるDJ Sodeyama主宰の『ARPA SHOWCASE』に登場する。メインフロアでは、前述の“Vision (Rødhåd Remix)”のMVを手がけているRealRockDesignがVJとして参加する。プロダクション同様に、ディスコ、ハウスからテックハウス〜テクノまで縦横無尽に操るDJプレイをぜひこのメモリアルなタイミングに現場で体験してみてはいかがだろうか。

ツアーの詳細は以下の通り。

REKIDS 10th ANNIVERSARY TOUR