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Psykが5年ぶりとなるアルバム作品『A Moment Before』を〈Tresor〉からリリース

2019.2.19

スペイン・マドリッド出身のManuel AnósことPsykが、5年ぶりのアルバム作品『A Moment Before』を3月22日に〈Tresor〉からリリースする。

PsykのLP作品はLuke Slater主宰レーベル〈Mote-Evolver〉から発表した『Time Foundation』以来、また〈Tresor〉からリリースを行うのも実に4年ぶりとなる。

〈Tresor〉はPsykのアルバムについて、「間違いなく、これまでのPsykの作品の中で最も先進的」と称しており、続けて「最近〈Tresor〉から再発された『Internal Empire』を通じてRobert Hoodのようなアーティストによって生み出された、テクノの還元体に取り組んだ対話となっている」と解説している。ミニマルながら、その卓越した構成で、絶妙な陶酔感をもたらす作品となっている。

PsykことManuel Anósは、ベテランのSavas PascalidisやAiken、Tadeoなどから、Chevel、Yogg、Distant Echoesといった新鋭までのリリースを手掛けるテクノレーベル〈NON Series〉を主宰を務めており、メインプロジェクトPsykの他にもサイドプロジェクトMaanの作品も同レーベルからリリースしている。初期から精巧なテクノの名手として知られてきたPsykは、近年は〈Semantica〉からのダークアンビエントを織り交ぜた作品や、ベルギーの名門クラブ「FUSE」がスタートしたレーベル〈FUSE Music〉のカタログ1番目を飾るなど、自身のレーベルの外側でも目覚ましい活躍を見せてる。