Logosが約5年ぶりとなるアルバム『Imperial Flood』を4月12日に〈Different Circles〉からリリース
Photo : R Griffiths
2019.2.20
UKアンダーグラウンドが生み出した鬼才、Logosが約5年ぶりとなるアルバム『Imperial Flood』を4月12日に〈Different Circles〉からリリースすることを発表した。
2015年から2018年の間に制作されたという本作『Imperial Flood』は、「Jeff VanderMeerやChristopher Priest、Lando、およびJG Ballardによる執筆を含む現代の投機的な文献を通して補間されている、イングランド東部のトランスを誘発する農地系図を描いた、暗く牧歌的な資料の探求である」とし、「Erosionと〈Chain Reaction〉のバックカタログ、実験的なコンピューターミュージック、そしてPhotek、Digital、そしてSpiritの90年代後半のドラムンベースのミニマリズムといった多様な影響を介して」構成されているという。
アルバムには、Mumdanceとの最新コラボトラック“Zoned In”も収録している。
ロンドンを拠点とするLogosことJames Parkerは、UKハードコアやグライムの文脈にアンビエントやノイズを交えて解釈した作品を数々生み出し、またグライムMC/プロデューサーのWileyが自身のトラックのビートレスミックスを「Devil’s Mix」と称して発表していた文脈の先に「Waightless(無重力)」という新たなスタイルを作り上げたことで知られる。
特に、2013年に〈Keysound Recordings〉から発表した1stアルバム『Cold Mission』は彼が提唱するスタイルの決定版として絶賛を受けた。また、LogosはMumdanceのコラボレーターとしてもよく知られ、2015年にMumdance & Logosとしてアルバム『Proto』を〈Tectonic〉から発表し、2人の現在のホームレーベル〈Different Circles〉を共同設立した。〈Different Circles〉においては、Airhead、Shapednoise、Rabit、Szare、Raimeなどのリリースを手掛けているほか、また「Waightless」を始めとする先鋭的グライムを軸にしたパーティー/レーベル『Boxed』をMr. Mitch、Oil Gang、Slackkと共に共同運営している。
Logosの約5年ぶりとなるアルバム『Imperial Flood』の詳細は以下の通り。
Logos
『Imperial Flood』
Release date: 2019/4/12
Label: Different Circles
Cat. No: DIFFLP003
Format: LP / Digital
Order here: https://boomkat.com/products/imperial-flood
Tracklist:
A1/1. Arrival (T2 Mix)
A2/2. Marsh Lantern
A3/3. Flash Forward (Ambi Mix)
A4/4. Lighthouse Dub
A5/5. Omega Point
B1/6. Zoned In (feat. Mumdance
B2/7. Occitan Twilight Pyre
B3/8. Stentorian
B4/9. Weather System Over Plaistow