Pioneer DJが、rekordbox djおよびSerato DJ Proに対応したDJコントローラー「DDJ-XP2」を10月上旬に発売
2019.10.1
Pioneer DJ株式会社が、DJソフトウェア「rekordbox dj」およびSerato Limited社の「Serato DJ Pro」に対応したDJコントローラー「DDJ-XP2」を、2019年10月上旬に発売する。
「DDJ-XP2」は、DJプレーヤー、DJミキサー、DJコントローラーと併用することでその機能を拡張し、それぞれの好みのDJソフトウェアを使った、より多彩なパフォーマンスを可能にするDJコントローラー。
「DDJ-XP2」は、HOT CUEやSAMPLERなど、パッドに割り当てられている機能を操作できる「x32 MULTI COLOR PERFORMANCE PADS」(各デッキ16個)を堅牢なボディに搭載。「rekordbox dj」と「Serato DJ Pro」のそれぞれのパッドモードに対応しているため、各DJソフトウェアの機能を用いてパッドに任意の機能を割り当てることができ、叩く・連打するなどのダイナミックな操作で楽曲にアレンジを加えることができる。またパッドの色や点灯状態により、選択しているパッドモードや楽曲の再生状態などを瞬時に把握することができる。
特に、Serato DJ Proとの組み合わせにおいては新たに8種類のパッドモードに対応。HOT CUE+SAMPLERなど、8通りの組み合わせで、パッドモードを切り換えることなく多彩な演奏を楽しむことができる。従来のコントローラーでは、各デッキ8個までのパッド・パフォーマンスしかできなかったが、「DDJ-XP2」は各デッキ16個のパッドを搭載しているため、さらなるパフォーマンスの可能性を引き出してくれる。
「rekordbox dj」には、2017年9月発売の「DDJ-XP1」と同等の機能に加え、「PAD EDITOR」機能に新しく「TRANSPORT」モードを追加。本来はDJプレーヤーで操作するPLAY、PAUSE、CUEなどの機能を本機のパッドから操作できるため、「DDJ-XP2」を簡易的なDJプレーヤーとして使用することができる。
「rekordbox dvs」もしくは「Serato DVS」をターンテーブルで使用する際には、各デッキのミュートをオン/オフすることができる「SILENT CUE」を搭載。HOT CUEの操作によってミュート状態を解除し、即座に楽曲を再生できるため、ターンテーブルが回転し始めるときに発生してしまう音楽の立ち上がりの音(静止状態から正しいBPMまで加速する間の音) を鳴らさずに、HOT CUE操作のみで楽曲をクイックに再生できる。
パッドの左右には「SLIDE FX」を搭載。“触る”、“なぞる”という直感的な操作で、エフェクトを使用したクイックなパフォーマンスができる。また、各デッキの「PERFORMANCE PADS」の左右に配置しているため、パッドのパフォーマンスと組み合わせてユニークな演奏表現を可能にする。そして「DDJ-XP2」は、選曲や、LOAD、LOOP、BEAT SYNC、KEY SYNCといったDJの基本機能だけでなく、INTERNAL、RELATIVEなどのDVS特有の操作をするための専用のノブやボタンを上部にまとめて配置。これによりDVSの各機能の配置を直感的に把握し、PC/Macに手を伸ばすことなく本機を操作することで、素早く確実なパフォーマンスをすることができる。
さらなる製品の詳細は以下のリンクからご確認いただきたい。
https://www.pioneerdj.com/ja-jp/product/controller/ddj-xp2/black/overview/