Technicsが、DJ Kentaro、DJ Qbert、DJ D-styles、DJ Renaら30名のDJによる「ターンテーブルオーケストラ」の演奏動画を公開
2018.3.20
パナソニック株式会社が3月20日(火)の「LPレコードの日」に合わせて、「Rediscover Music」をテーマに、楽器にTechnicsのターンテーブルSL-1200だけを用いた世界初のフルオーケストラ演奏動画を公開した。
今回、2017年『DMC World Championship 』優勝の現役日本人王者にして史上最年少世界チャンピオンである若干13歳のDJ Renaをはじめ、2002年アジア人初の世界チャンピオンであるDJ Kentaro、DJ Qbert、DJ Swamp、DJ D-styles、Kireek(DJ Yasa/DJ Hi-C)、DJ Switch、DJ Izohなど、歴代の『DMC World Championship』優勝者を含む総勢30名の世界屈指のDJたちが燕尾服に身を包み、都内のスタジオに一堂に会し、Technicsの象徴であるターンテーブル「SL-1200」シリーズだけを使った世界初の「ターンテーブルオーケストラ」が実現。
https://www.youtube.com/watch?v=JGWuyMKT8wU
DJたちはスクラッチやビートジャグリング、ドラミングなど、高度なテクニックを用いて、1951年3月20日に日本で初めて発売されたLPレコードの曲をはじめ、様々なクラシック音源を再構築とマッシュアップしている。楽曲の断片がコラージュされ、有機的に繋がっていく模様を動画では見ることができる。演奏のテーマは「Rediscover Music」。1972年の登場以来、多くのユーザーと共に、あらゆる音楽を再構築し、新たな音楽を創り上げてきた「SL-1200」だからこそできた、まったく新しい音楽体験となっている。その模様は、本編に合わせて公開されたメイキング動画でも見ることができる。
https://www.youtube.com/watch?v=J2KK3vqJqog
また「The Philharmonic Turntable Orchestra」のサイト上では、Technicsの機材をモチーフにインターフェースをデザイン。「パフォーマンスムービープレイヤー」として、 Start/Stopはもちろん、ボリュームメーター、レベルやピッチフェーダーなどが実装されており、ミキサーパートでは、ミキサーやキューボタン、ピッチフェーダーを使ってDJたちのパフォーマンスをユーザーがアレンジしながら楽しむことができるようになってる。
1972年に登場して以来、Technicsの象徴である「SL-1200」シリーズは、音楽に情熱を注いできた人たちと共に、 新たな音楽文化と感動を創り出してきた。音楽と向き合って聴く機会の減ってきた現代の人々に、驚きと共に、「 音楽と出会う」感動を再び体験してもらいたい。日本で初めてLPレコードが生まれた3月20日。この「The Philharmonic Turntable Orchestra」を贈ります。