Rabih Beaini主宰〈Morphine Records〉がベイルート港での爆破事故で苦しむ現地の人々のためにチャリティーコンピレーションをリリース
2020.8.18
レバノン出身で現在はベルリンを拠点に活動するプロデューサー/DJのRabih Beaini(f.k.a Morphosis)が、自身主宰のレーベル〈Morphine Records〉から先日のベイルートでの爆破事故で苦しむ現地の方たちのために企画したチャリティー・コンピレーションをリリースした。
日本の友人の皆さんへ
すべての人々が大変な困難を経験している現在、
ベ
– Rabih Beaini (Morphine Records)
Beainiの声明の本題は、8月4日(火)の現地時間午後6時に、レバノンの首都・ベイルートのベ
今回の爆発事故により、220人以上の死者と数千人の負傷者が出ている。加えて30万人が家を失うほどに爆発地点周辺の被害は壊滅的なレベルであり、ベイルートの街全体で
もとよりレバノンにおける政治腐敗の蔓延は、“国民の3人に1人”という驚異の失業率を引き起こし、また5人に1人が極度の貧困状態にあったという。そんな状況下でベイルート港で爆発が起こったことで、食糧や医薬品・医療機器の唯一の輸入経路が断たれ、食糧備蓄のあったサイロは燃え吹き飛んでしまい、国を崩壊させた政権の不注意と腐敗に対する怒りを抱える国民は今まさに食料、避難所、医薬品を必要としている。
(家族がレバノン在住であるという、レバノン系カナダ人のデザイナー/作家/社会運動家 Céline Semaanによる『VOGUE』掲載のレポートは必読です。)
〈Morphine Records〉は、レーベル創始者のRabih Beainiとその友人や親戚を通じて、様々なレベルの従事の仕方で支援キャンペーンを展開。
そして第2弾として、チャリティー・コンピレーション『The Sacred Rage』(=“不可侵の憤怒”)を8月12日にリリース。困難を極めるベイルート市民、Beainiを始めとする多くの同国出身者のレバ
本作の売り上げによる全収益は、食料、
〈Morphine Records〉のチャリティー・コンピレーション『The Sacred Rage』の詳細は以下の通り。
Various Artists
『The Sacred Rage』
Release date: 2020/8/12
Label: Morphine Records
Cat no.: DLEF001
Formast: Digital
Order here: https://morphinerecords.bandcamp.com/album/the-sacred-rage
Tracklist:
1. John Kameel Farah and Thomas Brinkmann – “Sans Titre”
2. “A”Trio – “Over”
3. Monolake – “Beirut”
4. Irena and Vojtech Havlovi – “Radek 2”
5. Donato Dozzy – “Onde”
6. Rabih Beaini – “Ghadab”
7. Radwan Ghazi Moumneh – “Qaluli (they told me)”
8. Rashad Becker – “matraquage”
9. Natalie Beridze – “Swinglow”
10. The Bug – “Destroy me (Version)”
11. Neel – “Forza”
12. Stefan Fraunberger – “Reprise”