ファッションブランド〈nonnative〉の旗艦店でもある、中目黒のセレクトショップ「vendor」が手掛けるパーティー『ON THE FLOOR』は、過去にはLord EchoのバンドセットやTheo Parrish、toe、Reclooseなど、国内外様々なアーティストとバンドを招聘してきた。

11月10日（金）にVENTで開催される同パーティーには、世界中のアンダーグラウンドシーンから注目されるストックホルムのDJ、Mark Sevenをメインに、Cro-Magnonと瀧見憲司が出演する。

Mark Sevenは90年代後半に、ロンドンからストックホルムに拠点を移して以降、オンラインレコードショップ「JUSWAX」を営み、近年では自身のレーベル〈PARKWAY〉とそのサブライン〈PARKWEST〉を運営するDJ/プロデューサー。彼は現在進行形のプロジェクトとして注力する〈PARKWAY〉において、若き日の彼がクラブに遊びに行っていた時代、ディスコの流行の終焉とアシッドハウスの登場が重なる過渡期においてクラブやパーティーで流れていた音楽からインスパイアされた、マシーングルーヴとエモーショナルが入り混じるハウスミュージックをコンセプトにリリースを手掛けてきた。中でも彼の別名義のひとつであるPARKWAY RHYTHMなどのリリース群には、2010年代初頭から未だ衰えぬ注目を集めるUS〜カナダまで横たわる〈Mood Hut〉や〈PPU〉界隈などのレーベル作品との相似も思わせる、いなたいモダン・ブギーの良作が揃っている。

また他のレーベルからのMark Sevenのリリースについても注目すべき作品は多く、例えば〈Mood  Hut〉のリリースでもお馴染みの2人組、Beautiful Swimmersの片割れAli Goldmanの新レーベル〈World Building〉（ちなみに、もう片方のMax DことAndrew Field-Pickeringが運営するレーベルは〈Future Times〉）からの第1弾リリースと相成った“The Fatal Flaw in Disco”は、間違いなく2016年のフロアヒットのひとつであり、同レーベルからつい先日リリースされたEP『The Promised Land』も、オールドスクール・ハウスの様相を呈しつつ絶妙な抜け感とユーモア溢れるアレンジメントが魅力的な良作だ。

DJとしてのMark Sevenのプレイはプロデュース作品とは様相はやや異なり、音楽への情熱と知識が基となったハードディガーたる一面を見せてくれる。今や世界のトップDJとなったHuneeが影響を受けたと語るほどのそのプレイは、以下のブラジルはサンパウロの「Na Manteiga Radio」出演時の映像からチェックできる。ご機嫌なディスコミュージックを投下しまくる陽性なDJは必見だ。

日本からのゲストとして招かれるCro-Magnonと瀧見憲司と合わせ、途切れることのないディスコグルーヴに身を任せる一夜となるだろう。

イベント詳細は以下の通り。

Mark Seven at on the FLOOR

Date: 2017/11/10 (Fri)
Venue: VENT
Open: 23:00
Door: ¥3,500
Adv: ¥2,500

ADV ticket outlets: RA / Clubberia

FB discount: ¥3,000

FB event page: https://www.facebook.com/events/1558345977544934/

Line up:
[ROOM1]
Mark Seven (Parkway / World Building -Stockholm)
Kenji Takimi (Crue-L / Being Borings)
cro-magnon (Jazzy Sport ) -LIVE-

[ROOM2]
Pleasure Crew (Jakarta)
vendor Crew

More info: VENT
http://vent-tokyo.net/schedule/skream/

※VENTでは、20歳未満の方や、写真付身分証明書をお持ちでない方のご入場はお断りさせて頂いております。ご来場の際は、必ず写真付身分証明書をお持ち下さいます様、宜しくお願い致します。尚、サンダル類でのご入場はお断りさせていただきます。予めご了承下さい。
※Must be 20 or over with Photo ID to enter. Also, sandals are not accepted in any case. Thank you for your cooperation.