Marco ShuttleとVon Grallが、Takaaki ItohとDJ Yaziが主宰するパーティー『Konvektion』に登場
2017.1.11
昨夏からTakaaki ItohとDJ YaziがContactにて始動させたパーティー『Konvektion』が1月13日(金)に第2回目の開催を迎える。ドイツ語で「対流」の名を冠するこのパーティは、ベテランと若手の交わりを主軸に据えており、今回Studioフロアのゲストには、ディープミニマル・シーンの前線を切り拓くMarco Shuttleと、フランスの新星Von Grallが登場する。
シネマチックなサウンドで絶妙なグルーヴを生み出すイタリア出身のテクノ・アーティストMarco Shuttle。2011年に〈Färden Records〉からリリースされた『The Vox Attitude』で評価されて以降、彼の繊細な楽曲群は、自身のレーベル〈Eerie〉を始め、Peter van Hoesen主宰の〈Time To Express〉や〈The Bunker New York〉、〈Clone SOS〉、盟友Donato DozzyとNeelが主宰を務める〈Spazio Disponibile〉といったシーンにおいて信頼度の高いレーベルからリリースされている。DJもプロダクション同様で、ジャズ、アシッドハウス、デトロイトテクノなど幅広いテイストを取り入れながら巧妙に抽出したオーガニックな要素と、アブストラクトを内包するテクスチャーはストーリー性が高く、FabricやBerghain、『The Labyrinth』など多くの大舞台でプレイをしてきた。
一方のフランス・ボルドーのVon Grallは、2014年に〈Anulled Music〉からデビューし、その後も〈Planet Rhythm〉から精力的にリリースを重ねてきた新星。キャリアはまだ数年ながら、昨夏にはSvreca主宰の〈Semantica〉やベルリンの〈Midgar〉など、名だたるテクノレーベルから立て続けに単独リリースを発表したことでシーンの話題をさらった。トリッピーでディープな世界観を持つ彼は、今のコンテンポラリーテクノシーンで注目されているアーティスト。2016年の秋にTakaaki Itohがヨーロッパツアーでパリを訪れた際に、若くして長けた才能に目を付けたことが今回の初来日に繋がっている。
さらにContactフロアでは、エクスペリメンタルバンドgoatのリーダー日野浩志郎のソロプロジェクトYPYと、もはやレコード店の枠を超えた品揃えでカルト的な人気を誇る異空間的セレクトショップ「Los Apson?」店主のヤマベケイジ、ノイズ・インダストリアルの現場で近年圧倒的な支持を受け各地のライヴ会場で引く手数多のCarreと、唯一無二な個性たちが出揃う。
イベントの詳細は以下の通り。
Konvektion
Date: 2017/1/13 (Fri)
Venue: Contact
Open: 22:00
Door: ¥3500
w/f: ¥3000
GH S members: ¥2500
Under23: ¥2000
Before11PM: ¥1000
Line up:
[Studio]
Marco Shuttle (Eerie | Italy)
Von Grall (Semantica | Midgar | France)
Takaaki Itoh (WOLS)
DJ Yazi (Black Smoker | TWINPEAKS)
[Contact]
YPY (Nous | goat | birdFriend) – Live
ヤマベケイジ(Los Apson?)
Carre – Live
Mari Sakurai (IN HA)
Yoshitaka Shirakura
Kota Shimano (manosu)