Lee “Scratch” PerryがAdrian Sherwoodと再びタッグを組んだ最新アルバム『Rainford』が〈On-U Sound〉からリリース
2019.3.7
Warning: compact(): Undefined variable $matches in /home/hrfq/higher-frequency.com/public_html/wp/wp-content/plugins/advanced-responsive-video-embedder/php/fn-oembed.php on line 135
Warning: compact(): Undefined variable $a in /home/hrfq/higher-frequency.com/public_html/wp/wp-content/plugins/advanced-responsive-video-embedder/php/fn-oembed.php on line 135
Lee “Scratch” Perryが、盟友Adrian Sherwoodと再びタッグを組み、自らの本名を冠した最新アルバム『Rainford』が〈On-U Sound〉から4月26日に日本先行リリースされる(本国では5月10日のリリース)。
レゲエ界のみならず、全音楽史を見渡しても、Lee “Scratch” Perryが、他に類を見ないほどの偉人であることは、もはや説明不要。Brian Enoが「録音音楽屈指の天才」と称するグラミー賞プロデューサーであり、Keith RichardsからDavid Lynch、The CongosからThe Clash、Junior Murvin、Beastie Boysなど、多くのアーティストのコラボレーターであると同時に、80歳を超えた今もなお、その革新的な姿勢で、多くのファンを魅了する伝説の存在だ。
一方の本作『Rainford』でプロデューサーとして操縦桿を握っているAdrian Sherwoodは、80年代から90年代にかけて確立したそのレフトフィールドなサウンドを通して、UKダブを当時最も先進的なサウンドとして世界に広めると同時に、後の音楽史に多大な影響を及ぼしたプロデューサーとして、40年近く第一線で活躍を続けている。Nine Inch Nails、Primal Scream、Blur、Depeche Mode、The Fall、Roots Manuvaといった多様なアーティストたちとコラボレートし、自身の武器であるミキシング・デスクを通して、唯一無二のサウンド・サイエンスを提供してきた。
ARVE Error: json decode error code: 4
From url: https://www.youtube.com/watch?v=QCMLNAUsz0s&feature=youtu.be
Lee “Scratch” PerryとAdrian Sherwoodの友情は1980年代半ばまで遡る。2人はアンダーグラウンドのラジオ界における伝説的人物Steve Bakerの仲介で出会った。この出会いが、『Time Boom X De Devil Dead』や『From The Secret Laboratory』といった〈On-U Sound〉に残る傑作や、Lee “Scratch” Perryが生き生きとしたヴォーカルをDub Syndicateのレコードに吹き込むといったことに繋がる。
今回完成した『Rainford』は、2年以上に及ぶ制作の成果で、2人が信頼を寄せる一流ミュージシャンたちと共に、ジャマイカ、ブラジル、ロンドンの三ヶ国でレコーディング。後世に残る作品を作ろうという決意で臨んだ今回、Sherwoodはこの作品をRick RubinがJohnny Cashと組んで〈American Recordings〉からリリースした一連の作品になぞらえ、アルバムのタイトルに本名が使われていることからも明らかなように、Lee “Scratch” Perryにとって、かつてないほどパーソナルな作品であると共に、間違いなくLee “Scratch” Perryのキャリアの中でも最も力強い作品の一つとなっている。Adrian Sherwoodも、「これは今までLeeが作った中で最も私的なアルバムであると同時に、音楽的発想は凄く新鮮で、こういった作品を完成させられたことを非常に誇りに思っている」とコメントを寄せている。
アルバムの1曲目を飾る“Cxricket On The Moon”の雰囲気あるフィールド・レコーディングとワウペダルを使ったギター、ゴシック調のチェロをあしらった“Let It Rain”、“Makumba Rock”の刻まれ圧縮された管楽セクション、そしてアルバム全般に渡って天のコーラスのように響く、レイヤーが重ねられ注意深くアレンジされたバック・ボーカル、本作では、全てのグルーヴとディテールに2人の音楽愛が注がれている。アルバムを締めくくる“Autobiography Of The Upsetter”では、1930年代の植民地時代のジャマイカの農園で育った子供時代から世界的スーパースターになるまでの人生のストーリーをLee “Scratch” Perry自身がナレーションで語る。
なお、国内盤CDには“Autobiography Of The Upsetter”のナレーション和訳が封入される。さらにボーナストラック“Heaven and Hell」が追加収録され、数量限定でオリジナルTシャツとのセット販売も行われる。iTunesでアルバムを予約すると、公開中の“African Starship”がいち早くダウンロードできる。また限定輸入盤LPはゴールド・ヴァイナル仕様となっている。
Lee “Scratch” Perryの最新アルバム『Rainford』の詳細は以下の通り。
Lee “Scratch” Perry
『Rainford』
Release date: 2019/4/26 (Japan)
Label: On-U Sound / Beat Records
Cat no. & Formats / Price:
[国内盤CD] BRC-596 / ¥2400+tax
[国内盤CD+Tシャツ] BRC-596T / ¥5500+tax
[限定盤LP] ONULP144X / ¥Open Price
Order here:
[Bandcamp] https://leeperry.bandcamp.com/album/rainford
[BEATINK.COM] http://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=10154
[Amazon] https://www.amazon.co.jp/dp/B07PGHGPBS/
[iTunes] https://apple.co/2EMutx0
[Apple Music] https://apple.co/2ThnTrp
Tracklist:
1. Cricket on the Moon
2. Run Evil Spirit
3. Let it Rain
4. House Of Angels
5. Makumba Rock
6. African Starship
7. Kill Them Dreams Money Worshippers
8. Children Of The Light
9. Heaven and Hell (※Bonus Track for Japan)
10. Autobiography Of The Upsetter