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VolvoxがWWWβで開催されるMari SkauraiとMayurashkaによる新パワースポット『KRUE』にて初来日

2019.3.25

Discwomanの創設メンバーであり、テクノの荒野をハードに突き進むNY拠点のプロデューサー/DJ、Volvoxが4月26日（金）にWWWβで開催されるMari SkauraiとMayurashkaによる新パワースポット『KRUE』にて初来日を果たす。

2010年代前半よりUSのインディペンデントなシーンにおけるDIYなアティテュードと共に独自の発展を遂げたNYのヴェニュー「Bossa Nova Civic Club」にて始めたマンスリーパーティーと、現行シーンの核となるアシッドやエレクトロを強めたソリッドなテクノを起点に、Discwomanの創設メンバーとしてもその名を世界に馳せる注目のプロデューサー/DJのVolvox。

NY・ブルックリンのアンダーグラウンドシーンを支配するVolvoxは、タフでストリップバックなテクノとグルーヴィーなアシッドフレイヴァーなセットで知られている。ニューヨーク州バッファローで育ち、古びた工業地帯でのインダストリアルなレイヴシーンの初期の経験は、ダンスカルチャーに対する彼女の展望を形作り、アンダーグラウンドの熱心なサポーターとなった。2007年から2010年のマサチューセッツ州ボストンにおいては、彼女はエレクトロニックミュージックのシーンを発展させる上で重要な人物として知られている。

Volvoxは2006年からDJやイベントプロデューサーとして活躍しており、その間にMarcel Dettmann、DVS1、The Hacker、Legowelt、Marcel Fenglerを含む多くのインターナショナルDJたちと共演を果たしてきた。2011年以来、ニューヨークに拠点を置き、2つのマンスリーレジデントを軸に活動を展開しており、盟友John Bareraと共に現在はレーベルとしても活動している『JACK DEPT』はBossa Nova Civic Clubの有名なホットスポットとして高い人気を誇るトップイベントであり、急成長するUSのシーンの有名DJ/プロデューサーをフィーチャーしたアシッディーなハウスの雰囲気に焦点を当てている。一方、アフターアワーズの『UNTER』はテクノのよりハードなエッジな側面を押し上げ、わずか1年で深夜のサーキットのハイライトであることを証明するパーティーとなった。2015年の後半から、Volvoxはカナダでの『POP Montreal』、ピッツバーグでの『VIA Festival』、ニューヨーク州北部の『Sustain-Release』ととった大型フェスティバルなど、様々なツアーを行い注目を集めた。2016年にはメキシコシティとブラジルのサンパウロにも出演し、ピッツバーグ、バッファロー、ロサンゼルス、サンフランシスコでを回るアメリカツアーを終え、彼女はさらなる進化を遂げた。紛れもない精神でダンスフロアに火をつける高いエネルギーをもたらすVolvoxのDJは、アメリカのシーンにおいてユニークなアーティスト性として輝いている。

Volvoxを迎えるのは、〈Tresor〉などからのリリースで90年代より活動する日本のテクノレジェンド、DJ Shufflemasterを迎えた初回が大盛況となった、Mari SakuraiとMayurashkaによる新興パワースポット『KRUE』。よりアクティヴな「強さ」を求め、女性をエンパワーメントする動きが活発化している今日のクラブシーンをダイレクトに反映した『KRUE』をいま最も体現するであろうVolvoxの登場は、フロアが歓喜に包まれること間違い無しだ。

欧米は日本とは違うからと良い流れがいつか自分たちにも巡って来るのを指を咥えて待っているのはもう終わり。今ここから力強く動きだそう。楽しい空間は自分たちでつくりだそう。楽しいパーティは夜な夜なある。でも満足出来ていないかもしれない。刺激的な一晩に大事なものは（有名な外タレではなく）ヤバい音楽と遊びに没頭できる安全な空間。シンプルにただそれだけ。あと受動的ではなく自発的に遊びたい気持ちを持ったお前だけ。という思いも込め”KRUE”と名付け二人で立ち上げました。コンセプトを持ちながらも決まった形式に囚われずもっと多種多様自由なフロア、誰もが活躍しやすい環境を目標に。性別、年齢、国籍、人種、音楽のジャンルまで全てのボーダーいらない。

– Mari Sakurai & Mayurashka

イベントの詳細は以下の通り。

KRUE

KRUE at WWWβ