Kris Bahaがデビューアルバム『Palais』を〈Cocktail D’Amore〉から9月にリリース
2019.7.26
オーストラリア・メルボルン発のDJ/プロデューサー/エンジニア、Kris Bahaがデビューアルバム『Palais』を〈Cocktail D’Amore〉から9月16日にリリースする。
現在はベルリンを拠点に活動しているKris BahaことKristian Bahoudianは、出身地のオーストラリア・メルボルンにて、EBMやインダストリアル、ミニマルウェーヴ、ポストパンク、90年代初頭のIDMなどにフォーカスしたウィークリーパーティー『Power Station』を2014年から2016年まで主催。2015年にはパーティーの音楽性を反映させた同名のレーベルを始動し(レーベルは現在も存続)、Baha自身も2016年にデビューEP『Mind Your Head』を発表し、コンスタントにリリースを重ねる現在の活動への口火を切った。2017年頃からGriessemuleを拠点とするパーティー兼レーベル〈Cocktail D’Amore〉や、同じくGriessemuleで冠パーティーを開催しているロッテルダムのレーベル〈Pinkman〉と急接近し、パーティーへの出演とEPのリリースで、元より志向していた音楽性を深め続けている。
そして遂に〈Cocktail D’Amore〉からリリースされるデビューアルバム『Palais』は、「Kris Bahaの音楽への感性を多面的に追求した」というインダストリアル・サウンドとBahaの歌声が絡み合う作品となっており、2015年から2018年にベルリンで制作、録音、ミックスの作業が行われた12曲で構成されている。アルバムタイトルは、「疎外感、分離、憂鬱感、欲望の概念に基づいている」という。
フロア向けトラックの“Living Nothingness”、“Brink Reality (Part 2)”、“Non For The Sane”から、実験的でシネマティックな“You Told Yourself This Would Get Worse”、レーベルが「2042年のサイバーパンクヒット」「マシン・ファンク・メタリック」と称する“Steel Sands”と“Defied”まで、実に多彩なサウンドを網羅している。
さらにレーベルは、「サイケデリアからポストパンク、エレクトロニック・ロマンティシズムまで、このアルバムは驚きに満ちています。そして、我々〈Cocktail D’Amore〉はこの素晴らしい作品を発表できることを誇りに思います」とコメントしている。
Kris Bahaのデビューアルバム『Palais』の詳細は以下の通り。
Kris Baha
『Palais』
Release date: 2019/9/16
Label: Cocktail D’Amore
Cat no.: CDALP003
Formats: 2×12″ LP
Order here: https://cocktaildamoremusic.bandcamp.com/album/kris-baha-palais-2xlp
Tracklist:
A1. Palais
A2. Living Nothingness
A3. Brink Reality
B1. Steel Sand
B2. You Told Yourself This Would Get Worse
B3. Defied
C1. Take Away My Greed
C2. Repenting
C3. Safeword D1. Non For The Sane
D2. Dead To Romance
D3. Life, Lust + Death