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Jimpsterが東京と大阪で開催される〈Freerange Records〉の設立20周年パーティーに登場

2017.1.17

ハウスからニュージャズ、ディープ・テックとカテゴリーを越えてクロスオーバーした音楽で、シーンを牽引してきたイギリスの名門レーベル〈Freerange Records〉の設立20周年パーティーが東京と大阪で開催される。

ゲストには、これまでも日本に幾度となく訪れ、柔らさを感じるメロディと有機的な電子音のテクスチャーと、重厚なグルーヴを深淵で邂逅させてきたレーベル主宰のJimpsterが登場する。

プロデューサー/DJとして20年以上のキャリアを誇るJamie OdellことJimpsterは、これまでに5枚のアルバムをリリース。アンダーグラウンドでの活動ながら、フューチャーソウルの最重要人物として、いずれの作品も名盤として評価を集めている。DJとしても長らく各国を廻り、本国UKでは自身のレーベル・パーティーを幾度となく成功させている。また、2002年には自身の音楽的教養をもとにインプロヴィゼーション・バンドThe Baysのメンバーとしても作品を発表し、非凡なセンスを発揮している。そして、〈Freerange Records〉からはKiNK、Detroit Swindle、Manuel Tur、Shur-i-kan、Pezznerなど、多くの才能溢れるアーティストを輩出。自身のシークレット・レーベルとして立ちあがった〈Delusions Of Grandeur〉でもSession VictimやThatmanmonkzなどの気鋭の作品を発表してきた。

近年では2013年のアルバム以来となる2年ぶりのオリジナル作品『English Rose EP』をリリースし、2016年には札幌在住の日本人アーティストKuniyukiとのコラボEPを日本発のレーベル〈Sound Of Speed〉から発表している。さらにレーベル20周年を記念したコンピレーション『20 Years of Freerange』をリリースし、レーベルとしての圧倒的なクリエイティヴを改めて提示した。さらに、現在最新ソロアルバムを目下制作中とのこと。

東京では1月21日（土）に開催され、JimpsterはWOMBに初登場を果たす。また、メインフロアには同じくイギリスを拠点に『HOLIC』の名前でパーティーやレーベル運営をおこない、Jimpsterとも交流のあるTomoki Tamuraと、自身のパーティー『EUREKA!』に〈Freerange〉のアーティストでもあるDetroit Swindleなどを招聘してきた新世代のハウスシーンを担うMidori Aoyamaも出演する。さらに2000年代後半より〈Freerange〉のショウケースを定期的に開催していた麻布十番に位置したクラブWAREHOUSE702もオーガナイズに参加し、祝祭に華を添える。

そして大阪では、翌日1月22日（Sun）にデイパーティーとして西心斎橋のUNIONで開催される。

イベントの詳細は以下の通り。

【東京】

20 YEARS OF FREERANGE