JASSSが“IDMに影響された2種類のフロアキラー”を収録した新作EP『Whities 027』を〈Whities〉から3月にリリース
Photo : Mai Nestor
2020.3.19
ベルリンを拠点に活動するプロデューサー/DJ/サウンドアーティスト、JASSSが新作EP『Whities 027』を〈Whities〉から3月20日にリリースする。
スペイン北部出身のJASSSは、ジャズ、そしてアフリカと南米のリズムに情熱を傾けてきた彼女の両親からの多大な影響を受け、幼い頃からの音への関心は、彼女を人と音楽の関係性の追求へと駆り立ててきた。彼女はスペインを離れ、2010年にオランダへ移住し、彼女はフィールドレコーディングのエディットやエレクトロニックミュージックを探求、その1年後にはベルリンへと移住し、実験映画の作品に従事するが、次第に社会的、文化的な面でも疎外感を感じるようになり、それらへの反骨心とも言える衝動を作品へと落とし込んでいくようになる。2015年のデビュー以降、これまでに〈Mannequin〉や〈iDEAL〉からリリースしてきたインダストリアル〜EBM、そして実験音楽といった難解で不可解な要素を持つ作品性は、彼女が思春期に追いかけていたパンクやハードコアといった音楽は、音楽への傾倒に繋がっている。
デビュー初期は、サウンドと空間演出の実験に焦点を当て、電子音響作品のライヴセットやオーディオヴィジュアルセットなどのプロジェクトの構築に取り組んできた一方で、近年は、多彩で折衷的な選曲に基づきながらも陶酔的でかつハードキックでフロアに衝撃を与えるDJとして活躍を見せている。2019年はツアーを精力的に行いながら、本国UKのRinse FMにてレジデントを務め、2020年には『Dekmantel』や『Re-Textured』(※コロナウィルスの影響で延期)、『Dimensions』など、世界的に注目を集めるフェスティバルにラインナップ。
〈Whities〉からリリースされる彼女にとって3年ぶりのソロ作品『Whities 027』は、正に彼女が世界中のフロアを揺さぶってきたDJセットからのフィードバックを活かしたとも言える、IDMに影響された2種類のキラートラックを収録している。
JASSSの新作EP『Whities 027』の詳細は以下の通り。
JASSS
『Whities 027』
Release date: 2020/3/20
Label: Whities
Cat No.: WHYT027
Format: 12” / Digital
Order here: https://whities.bandcamp.com/album/whities-027
Tracklist:
A / 1. Turbo Olé
B / 2. We Solve This Talking