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Flying Lotus主宰の〈Brainfeeder〉から快作をリリースしたJameszooが11月に来日

2016.9.30

Flying Lotusが主宰する〈Brainfeeder〉の現在の勢いを体現する怪作にして、ジャズとエレクトロニックミュージックを融合した音楽の一つの到達点とも言う傑作『Fool』をリリースしたJameszooの来日公演が決定した。

ビートミュージック/ヒップホップとの密接な融合から発生している新世代ジャズのうねりの中でも、Flying Lotusが率いる〈Brainfeeder〉のクルーが実に目覚ましい活躍を見せているのは、Thundercats、Taylor Mcferrin、Kamasi Washington、Daedelus & Kneebody、Lapalux……など多くのアーティストの活躍で一目瞭然だ。その最中、さらに勢いづけるべく2016年満を持してシーンに投下したのがJameszooことMitchel Van Dintherの1stアルバム『Fool』である。

Flying Lotusと同じくRBMAの卒業生にして、ジャズをこよなく愛するプロデューサーであり、アヴァンギャルド・ジャズから、プログレ、クラウト・ロック、実験的エレクトロニック・ミュージックに至るまで幅広いバックグラウンドを持つ奇才の初作は、アルバム自体のインスピレーションにもなったという大御所ジャズ・ピアニストのSteve Kuhn、ブラジル音楽界の大物Arthur Verocaiらが参加。さらに脇を固めるミュージシャンにもThundercat、ピアニストのNiels Broos、ドラマーのJulian SartoriusとRichard Spaven、ベーシストのRaphael Vanoli、そしてサクソフォーン奏者のJohn Dikemanと数々の実力派が顔を揃えた豪華な作品である、と同時に、ラップトップを構える新たなジャズ・リーダーの誕生を意味する作品ともなっている。

来日公演は11月25日（金）にCIRCUS TOKYO、11月26日（土）にCIRCUS OSAKAにて行われ、サポートアクトはSeihoが勤めることが決定している。

Info update 11/15:

11月25日（金）に東京のCIRCUS TOKYOにて、11月26日（土）に大阪のCIRCUS OSAKAにて行われる来日ツアーの両公演のサポートアクトが決定。まず両公演には、Murderbot名義ではフットワークからジャングルまで幅広くプロデュースし、Chris E Pants名義ではハウスをリリースしているオールジャンルDJ/プロデューサーのChrissy（a.k.a Chris Shively）が登場する。Chrissyは、〈Mister Saturday Night〉などからのリリースで知られるAlex Burkatと共にレーベル〈The Nite Owl Diner〉を運営している。

さらに東京公演には〈Project Mooncircle〉から作品で知られる東京拠点のビートメイカーsubmerseと、〈Maltine Records〉主宰のTomadが出演。そして大阪公演には、都内を中心にハマると抜けないロウなサウンドをフロアに投下しているDJのLicaxxxと、1st EP『ZEKKEI』のリリースが待たれる世界注目のプロデューサーTOYOMU、数々の海外DJのサポートをこなしているDJのsouの出演が決定している。

イベントの詳細は以下の通り。

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