Licaxxxがスペイン・マラガで開催される音楽フェス『Into the Valley 2018』に出演
2018.7.3
DJを軸にしながらも幅広く活動するLicaxxxが、9月28日(金)から9月30日(日)にスペイン・マラガで開催される音楽フェス『Into the Valley 2018』に出演することがアナウンスされた。
Licaxxxは、2011年よりクラブでのDJを開始し、テクノ/ハウスをメインに、女性らしいルックスとは裏腹なタフでフリーキーなプレイを現場で磨き上げてきた。近年ではラジオパーソナリティ、ライター、エディターとしても音楽にまつわる活動をしているが、これまでにも数多くの海外アーティストとの共演はもちろんの事、2016年には東京で行われたBoiler Roomに出演し、2017年には『FUJI ROCK FESTIVAL ’17』で深夜のREDMARQUEEに登場を果たした。その他、『RISING SUN ROCK FESTIVAL 2017 in EZO』などの大型フェス出演するなど、活動の軸であるクラブスタイルでのDJの幅を着実に広げており、2018年は4月に韓国公演、7月初旬に上海と南京でのツアーを行うことが決定している。
『Into the Valley Festival』は、2015年にスウェーデンのダーラナ地方にある大きな湖Siljanのほとりにある街Rattvik(レットビーク)にある野外劇場Dalhallaで初開催されたダンスミュージック・フェスティバル。その名の通り、“Valley(谷)”で開催され、スウェーデンのDalhallaも、流星が衝突したことによって自然に生まれた窪みのような特別な地形であり、かつてはその地の特性を生かした石灰岩の採掘場であったこともあり、谷となっている。1990年代からはオペラの野外演芸劇場としても使用されるようになった地である。
過去にはNina Kraviz、Four Tet、Ben Klock、Ben UFO、Dixon、The Black Madonna、Ricardo Villalobos、Joy Orbison、Baba Stiltz、Move Dなどの世界中の人気DJがラインナップされており、世界中のエレクトロニックミュージック・シーンを活性化させるというヴィジョンに基づいたブッキングがなされている。また、音楽だけでなく、ロケーションや、その土地を生かしたや食や文化、アートを楽しめるフェスの一つであり、バケーション自体を楽しむことももう一つの魅力だ。
https://www.youtube.com/watch?v=rdnzv__MzL4
しかし今年の『Into the Valley Festival 2018』の舞台は、原点の“Valley(谷)”から離れ、スペインのアンダルシア海岸にある、西暦956年に建造された城、ソハイル城。この城は、地中海の太陽の下、バケーションにぴったりのマラガにある小さな町、フエンヒロラのビーチに存在し、夏を楽しむには最高のロケーションとなっている。会場であるソハイル城は昼帯を中心に、城、劇場、ビーチの3つのステージに分けられ、夜のプログラムは城周辺にて開催。
第1弾アーティストには、ヨーロッパやNYなど世界中で活躍するDJたち13組が発表され、〈Ninja Tune〉からリリースを果たし、『FUJI ROCK FESTIVAL ’18』に出演する韓国出身のPeggy Gouや、オランダの名門レーベル〈Rush Hour〉や〈ESP Institute〉からリリースを重ね、新たなバレアリック・ヒーローと呼ばれるオランダ・アムステルダム出身のYoung Marcoなどを始め、熱心なファンを獲得するデトロイトテクノ・シーンの異端児Omar-S、来日も果たしてる新鋭たちCharlotte BendiksやElena Colombi、Natasha Digsなどが発表され、日本からはLicaxxxの出演が発表されている。追加アーティストやロケーションは随時発表され、合計40組のアーティストが出演予定だという。
『Into the Valley Festival 2018』の詳細、チケットなどは以下のリンクからご覧いただきたい。
https://www.festicket.com/festivals/into-the-valley/2018/
https://www.facebook.com/intothevalleyfestival/